5月17日(金)、スーパーフォーミュラ第2戦が行なわれる大分県・日田市のオートポリスで、シリーズを主催する日本レースプロモーション(JRP)、オートポリス、日田市による会見が実施。スーパーフォーミュラと日田市と地域連携パートナーシップ締結に際しての協定書交換が行なわれた。
JRPは2024年からスーパーフォーミュラを開催するサーキットの周辺自治体との連携を強化するため、地域連携パートナーシップの締結を進めている。開幕戦、そして最終戦の舞台である鈴鹿サーキットとは既に協定を結んでおり、日田市との協定締結が第2弾となる。今回の会見にはJRPから上野禎久社長と近藤真彦会長、そして日田市から椋野美智子市長、オートポリスから三好理文社長が出席した。
■スーパーフォーミュラ2戦目を迎えるJuju。チームとの連携向上のため、開幕戦途中から父・野田英樹氏のサポートも拡大傾向
オートポリスは大分県と熊本県の県境に位置し、阿蘇山にも近く、空港からのアクセスも熊本空港が近いという立地となっている。椋野市長は、そういった理由からオートポリスが大分県・日田市のサーキットであることを広く認知させられていないと認識しているようで、「この協定により、日田市は歴史文化だけでなく、モータースポーツも含めた多面的な魅力も持っていることを発信させていただけるのは、大変ありがたいこと」とコメントした。
また椋野市長は就任から1年未満でありながら、既にオートポリスには何度も来場しているとのこと。モータースポーツの魅力については「クルマ、エンジン、タイヤ、ドライバー、チームが合わさり、そこに作戦や天候という要素も絡むと聞いています。初心者はスピードと音で楽しめますし、深く知っていくとどんどん魅力が増すスポーツだと思っています。また、どこでもできるものではありませんので、日田にこういうサーキットがあるのはありがたいことです」と話した。
またオートポリスの三好社長も、「こんな雄大な自然に囲まれた素晴らしいサーキットは他にはないという自負もあります」と話したが、この自然に関してはJRP近藤会長も太鼓判。「サーキットに行く途中の景色が最高に良いと言っていただける自信があります。帰りもすごく綺麗な夕陽が出るんですよね」と語った。
なお、日田市は人気漫画『進撃の巨人』の原作者・諫山創氏の地元でもあり、スーパーフォーミュラは日田市の『進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~』プロジェクトとコラボしている。さよりんブリッジには“巨人”が顔を覗かせており、走行するスーパーフォーミュラマシンを見届けている。
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