2020年、ルノーはレギュラードライバーのひとりにエステバン・オコンを起用。2月19日から開始されたF1プレシーズンテスト初日の午前中に、オコンは早速2020年型マシンR.S.20のステアリングを握った。
オコンは計62周を走行し、午後に走行を担当したチームメイトのダニエル・リカルドから0.167秒差、トップのルイス・ハミルトン(メルセデス)からは約1秒差の8番手タイムで初日を終えた。
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2019年の1年間、オコンはメルセデスのリザーブ、テスト及び開発ドライバーとしてシミュレータ作業や、タイヤテストでの走行も行なってきた。
そのため、オコンはメルセデスとルノーのマシンを比較することができる。そしてふたつのマシンの比較について聞かれたオコンは、次のように語っている。
「違いはいつでもあるものだ」と、オコンはルノーとメルセデスのマシンについて話す。
「でも正直に言って、グリップの量は既に(十分に)ある。去年のテスト初日よりも全体として速くなっていると思う」
「だからF1マシンは年々進化していると思う。比較するのは難しいけど、今のグリップはこれまでに感じたことのない程のモノだと思っている」
「それが路面によるものなのかは分からない。月曜日(17日)のフィルミングデーにドライブしたけど、印象的だったと言うべきだろう」
「僕はこれまでにコーナーをそれほど速く走ったことが無かったから、良い感じだ。とてもワクワクしているよ。だってどんどん速くなっているんだからね。今年のF1マシンはこれまでの全てのラップタイムの記録を破っていくだろうと、僕は思っている」
ルノーのマシンについて更に訊かれたオコンは、「現時点で良いベースがある。マシンに乗り込んだときはしばしば、あぁここに問題があるな、冬の間に改善しなくちゃと思うことがある。でも今のところはそういった種類のことはなかった」と語っている。
「だからとても健全な感じだ。ただまだ初日の午前中をこなしただけだ。僕らはテストを通じてどう進化するかを見ていく必要がある」
またオコンは、開幕戦までの開発プログラムに影響を与えるリスクを認識しつつも、テスト開始から懸命にプッシュしていくことが重要だと強調した。
「まだまだマシンをプッシュする必要がある。シリル(アビテブール/マネージングディレクター)とアラン(プロスト/ノンエグゼクティブディレクター)ともそれについて良い話ができた。自分自身の準備を整えるためにも、適切なデータを得るためにも、マシンをプッシュすることは重要だ。それがマシンの改善を可能にする方法なんだ」
「だから妥協はできない。時間があるならプッシュする必要があって、上手く行けばミスも無いはずだ」
「ドライビングを通して、自分の“カン”も取り戻そうとしている。F1マシンをきちんとドライブしてからしばらく時間が経っているし、今はチームメイトという基準が存在するんだ。ただスピードを取り戻そうとしているのさ」
「それから、レースコンディションや、プラクティスの際にマシンがどう反応するかを感じ取れるように、まともなラップタイムを出すことが重要なんだ」
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