この記事をまとめると
■ベントレーが「ビヨンド100」の第一歩となるベンテイガハイブリッドを日本でお披露目
ウン千万円の走る「住宅」! 「ロールス」「ランボ」「ベントレー」「マイバッハ」の超豪華SUVを選ぶならドレが正解?
■3リッターV6+モーターによりシステム最高出力・最大トルクは449馬力・700Nm
■ベントレー最新テクノロジーによりもっとも効率的な走行をサポートしてくれる
第2世代ベンテイガにハイブリッドモデルを日本初設定
11月2日、ベントレーがベンテイガハイブリッドを日本でお披露目した。
ベントレー・ベンテイガハイブリッドは、ベントレーが20年スパンの長期事業戦略として掲げる「ビヨンド100」の最初のステップとなるモデルで、本国ではすでに2021年1月に発表されていたモデルだ。
ベントレー・ベンテイガハイブリッドは、スピード、S、V8に続くモデルであり、最高峰のラグジュアリーを乗員にもたらしながら、時にはスポーツカーも顔負けのパフォーマンスを示し、また時には音もなく滑るように街中を進む。
搭載されるのは、3リッターV6ツインターボエンジン+モーターというハイブリッドパワートレインで、エンジンの最高出力・最大トルクはそれぞれ340馬力・450Nm、モーターの最高出力・最大トルクはそれぞれ128馬力・350Nm、システム最高出力・最大トルクはそれぞれ449馬力・700Nmとなる。
リチウムバッテリー容量は17.3kWhで、フル充電に要する時間は約2時間半。ベンテイガハイブリッドはクルマの電源を入れると、まずはEVドライブモードとなり、電力だけで約50kmの走行ができる。多くの人にとっては、日常のほとんどのシーンを電力だけを使用した走行でまかなえるだろう。
システムが効率的な電動走行をナビゲート
電気を使用して走行するEモードには、EVドライブモード、ハイブリッドモード、ホールドモードの3種類を用意しており、ドライバー自身がバッテリーの使用を管理することができるが、ベンテイガハイブリッドには、バッテリー残量の自動管理機能も備わっている。
そのほか、アクセルペダルを強く踏み込んだ際に、電力のみの走行からハイブリッド走行へと切り替わった瞬間を抵抗としてドライバーに伝える「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・アクセルペダル」を備えており、EVドライブモードをできる限り維持することを促してくれる。
また、「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・アクセルペダル」は、「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・ナビゲーション」と「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・ブレーキ」と組み合わせることで、走行シーンごとに適切なドライブモードが自動的に選択され、もっとも効率的な走行を促してくれる。
エクステリアやインテリアは、先にデビューしているモデルと同様にベントレーの新たなデザイン言語を採用したものとなっている。ハイブリッドモデルと明確に判別できるポイントは、給電口をボディ左側に備えていることとと、同じくボディサイドに備わる小さな「Hyvrid」のエンブレムくらいだ。
インフォテインメントシステムも最新のものが採用されており、10.9インチの高解像度タッチスクリーンを通して、さまざまな設定や確認をすることができるようになっている。また、ベンテイガシリーズでは初めて「Apple CarPlay」と「Android Auto」にも対応し、中央のインフォ底面と画面にスマートフォンのディスプレイを呼び出して操作することができるようになった。
日本での価格は2269万円。2026年までにすべてのラインアップをPHEVとし、2030年までにはすべてのラインアップをEVとすることを「ビヨンド100」にて宣言しているベントレー。購入できる人物は限られるだろうが、もしもその機会に恵まれたなら、ベントレーの目指す持続可能な未来を感じていただきたい。
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