アストンマーチンのランス・ストロールは、チームメイトであるフェルナンド・アロンソが非常に良い走りをしていることもあり、自分もより改善を進めなければならないことは明らかだと認めている。
2023年型マシンで大きく改善してきたアストンマーチン。アロンソはこれまでの10戦で6度表彰台を獲得し、上位争い常連の存在となっている。
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アロンソが好調な一方で、チームメイトのストロールは差をつけられてしまっている。開幕前の怪我でテストを欠場した状態でのシーズンインになるというビハインドはあったが、第10戦までのベストリザルトは4位で、獲得ポイントでもアロンソから87点差を付けられている状態にある。
ストロールはアロンソのことを“最高のチームメイト”だとしており、だからこそ相手に匹敵するようなパフォーマンスを出すために、改善に取り組む必要があると語った。
「確かに、ペース面で彼には完全に先を行かれてしまっている」
ストロールはそう語る。
「彼は速くなっているし、信じられないほどに上手くドライビングしている」
「チームとして週末から最大限のモノを引き出せているとは、僕も思っていない。僕は本当の力を見せられていないところもあると思うけど、やるべきことや改善しなくちゃいけないことがあるのも間違いない」
「フェルナンドは凄く、凄く高いレベルにある。だから僕はいくつかのことに取り組んで、良くしていかなくちゃならない」
ストロールはプレシーズンテストの欠席など、困難な状況の原因は多く考えられるとしている。しかし、好調な日でさえもアロンソにアドバンテージがあったと振り返っている。
「色々なことが重なっていると思う」
「クルマに求めているモノ、そして僕に求められているモノだね。開幕前のテストを欠場してしまったことは、大きかった」
「でも正直に言うと、フェルナンドは本当に、本当に高いレベルにあるんだ。僕が本当に良い日だと感じたときでさえ、彼のほうが少し速かった。それだけ彼のレベルは高いんだ」
ストロールは今シーズン前半が順風満帆とはなっていないことを認めているが、それには状況的な問題もあったと語った。
「バーレーン、ジェッダそしてメルボルンとシーズンは良い形でスタートしたと思う。そこは良かった」
「その後、バクーから後はすこし厳しい状態になってしまった。でもそのワケは分かっている」
「マイアミはタフだったけど、それは予選Q1で2セット目のタイヤを履かなかったからだし、モナコではQ2で(フロアに)ダメージを負っていた。バルセロナではまた競争力があったんだ」
「そうして前回のカナダではQ2でいくつか問題に見舞われた。なぜうまく行かなかったのか、ちゃんと理由があると思う」
彼は自分のポテンシャルを最終的に花開かせるために必要なのは、細部にあるとも語っている。
「細かいところでもあるし、状況も関わってくる」
「マイアミでのように、Q1を1セットのタイヤで突破しようとしたりね。同じようにやったフェルナンドはコンマ1秒差で通過して、僕はコンマ1秒差で敗退している。そうしてその後、彼はQ3へ行き、僕は17番手だ」
「モナコでも同じようなことがあった。僕らはフロアにダメージがあったし、モナコで12~13番手スタートだとリカバリーも効かない。そのことが週末に影響を与えたんだ」
「カナダはかなりトリッキーなコンディションだった。でも他のレースウィークを考えてみると、僕は細かな部分に取り組むべきことがあったと思う。それでも、彼が速かったというのも確かなんだけどね。だから僕も自分のすべきことに集中しないといけない。今週末(オーストリアGP)はそれを実行するチャンスなんだ」
なおストロールはアロンソの速さに肩を並べることは簡単ではないとも語っているが、自分の力を向上させるための、良い目標になっていると話した。
「彼はこれまで乗ってきたマシン全てで能力を最大限引き出してきた。それが勝利できるマシンではない時でも、彼は勝つ能力を持っていたんだ。そして、今シーズンはその力を再び示していると思う」
「今のマシンで彼は限界までプッシュして毎レースのようにマックスの後ろでフィニッシュしている。だからとても印象的だ。僕もそうしたレベルに到達するためにプッシュするモチベーションにあふれているよ」
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