現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【あの限定車は凄かった(7)】M2 1001(300台限定/1991年11月28日発表・1992年3月1日発売/販売価格340万円<当時>)

ここから本文です

【あの限定車は凄かった(7)】M2 1001(300台限定/1991年11月28日発表・1992年3月1日発売/販売価格340万円<当時>)

掲載 更新
【あの限定車は凄かった(7)】M2 1001(300台限定/1991年11月28日発表・1992年3月1日発売/販売価格340万円<当時>)

1991年~1995年にかけて、ユニークな活動を行っていたのがM2。「第2のマツダ」を意味するマツダ直系のユニークな商品企画会社だ。市販されたのはロードスターが3台、AZ-1が1台だったが、今回は同社が初めて手掛けたコンプリートカー「M2 1001」を紹介しよう。

マツダの別注工房が手掛けた拘りのクラブマンレーサー
エンスー風味満点に仕上がられたM2初のンプリートカーが1001。可愛らしいNAロードスターが、ここまでレーシーに変身、しかも300台の台数限定で発売されたのだから人気とならないわけがない。発売告知後、およそ7倍の応募があったというのも納得の出来映えだった。

運転免許証番号、12桁の意味。最後の一桁であれがわかっちゃう!

その拘りの一端を思い出してみた。まずはエンジン。排気量はそのまま、ハイカム、ハイコンプピストンなどで圧縮比を10.67にアップ。ポート研磨も施され、最高出力は130psに、最大トルクも15.1kgmまで高められた。専用エキマニ、軽量フライホイール、もちろんECUも専用で吹け上がりと太ったトルクでノーマルのB6とはひと味もふた味も違うチューンドエンジンに仕上げられていた。

足回りも1001スペシャル。スプリングレートを20%アップして車高は約10mmダウン。ショックもSHOWA製の別注品を採用していたほか、専用スタビライザーやブッシュなどにも強化タイプが採用されていた。機械式LSDによってアクセルワークで挙動をコントロールする愉しみも倍増している(当時、ノーマルはビスカス式だった)。

とにかく全身くまなく手を入れられた拘りの一台。いまなお、伝説の一台として語り継がれている。

あの限定車は凄かったのバックナンバー

M2 1001の主な専用装備
・専用チューニングエンジン
・専用チューニングサスペンション
・フロントバンパー&リアスポイラー
・アルミ製ロールバー
・アルミ製ドアミラー
・アルミ製フューエルリッド
・MOMO製ステアリング
・専用フルバケットシート
・タワーバー
・機械式LSD
・15インチアルミホイール(パナスポーツ・プロラリー)

M2 1001 主要諸元
●ボディサイズ:全長3980×全幅1675×全高1225mm
●車両重量:960kg 
●乗車定員:2名 
●エンジン型式・形式:B6-ZE改・直4DOHC
●エンジン総排気量:1597cc 
●エンジン最高出力:130ps/6500rpm 
●エンジン最大トルク:15.1kgm/5500rpm 
●駆動方式:FR 
●サスペンション形式:前後ダブルウイッシュボーン 
●ブレーキ形式:前Vディスク・後ディスク
●タイヤサイズ:195/50R15

[ アルバム : M2 1001 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

【MotoGP】マルケス、ドゥカティへの適応を”完了”「あとは細かい部分に取り組んでいくだけ」
【MotoGP】マルケス、ドゥカティへの適応を”完了”「あとは細かい部分に取り組んでいくだけ」
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「“クーペ風“SUV」初公開! 未来的&光り輝く「新生ホンダマーク」採用!? 流麗ボディの「Ye P7」北京に登場
ホンダ新型「“クーペ風“SUV」初公開! 未来的&光り輝く「新生ホンダマーク」採用!? 流麗ボディの「Ye P7」北京に登場
くるまのニュース
不動車のホンダ「ベンリイC92」をエンジンのプロがレストア!いよいよ外装のモディファイを開始します【vol.11】
不動車のホンダ「ベンリイC92」をエンジンのプロがレストア!いよいよ外装のモディファイを開始します【vol.11】
バイクのニュース
【MotoGP】バニャイヤ、スペインGP初日にラップレコード更新も”テスト”な1日「色々試せて、とてもハッピー」
【MotoGP】バニャイヤ、スペインGP初日にラップレコード更新も”テスト”な1日「色々試せて、とてもハッピー」
motorsport.com 日本版
ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
レスポンス
今年のレクサスSUVに注目!!  ランクル250ベースの[レクサスGX]登場!! 今年買えるレクサスSUV7選
今年のレクサスSUVに注目!!  ランクル250ベースの[レクサスGX]登場!! 今年買えるレクサスSUV7選
ベストカーWeb
6速MTあり! 全長5.4m超のトヨタ新型「タフすぎ車」発表! パワフルなハイブリッド搭載した「新型タコマ」約610万円から米で発売
6速MTあり! 全長5.4m超のトヨタ新型「タフすぎ車」発表! パワフルなハイブリッド搭載した「新型タコマ」約610万円から米で発売
くるまのニュース
JR中央本線の上空 一夜にして橋が出現! 名古屋‐中津川の国道19号バイパス「瑞浪恵那道路」
JR中央本線の上空 一夜にして橋が出現! 名古屋‐中津川の国道19号バイパス「瑞浪恵那道路」
乗りものニュース
ニューウェイがレッドブルを離れても、ライバルの獲得は2027年までお預け? 契約に不履行条項が存在か
ニューウェイがレッドブルを離れても、ライバルの獲得は2027年までお預け? 契約に不履行条項が存在か
motorsport.com 日本版
歩行者でも道交法違反になる! マラソンや駅伝の規制中に警察の指示に従わず「コースを横断」は罰則の可能性アリ!!
歩行者でも道交法違反になる! マラソンや駅伝の規制中に警察の指示に従わず「コースを横断」は罰則の可能性アリ!!
WEB CARTOP
電動車ブランドになったヒョンデが、あえて高性能モデル「N」を日本に投入する理由とは?
電動車ブランドになったヒョンデが、あえて高性能モデル「N」を日本に投入する理由とは?
レスポンス
プリウス顔のSUV!!  しかもEVってマジか!!  トヨタ本気のEV攻勢
プリウス顔のSUV!!  しかもEVってマジか!!  トヨタ本気のEV攻勢
ベストカーWeb
日産が新型「エヴォ・コンセプト」世界初公開! めちゃカッコいい「流麗セダン」中国で登場! どんなモデル?
日産が新型「エヴォ・コンセプト」世界初公開! めちゃカッコいい「流麗セダン」中国で登場! どんなモデル?
くるまのニュース
エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離脱を決断との報道。ホーナー騒動が一因か。チームは2025年末までの契約を強調
エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離脱を決断との報道。ホーナー騒動が一因か。チームは2025年末までの契約を強調
AUTOSPORT web
ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
くるまのニュース
スズキ「GSX-8R」の仕立ては想像超え!! 親しみやすく扱いやすいマルチなポーツバイクだった
スズキ「GSX-8R」の仕立ては想像超え!! 親しみやすく扱いやすいマルチなポーツバイクだった
バイクのニュース
ランドローバー ディスカバリースポーツ、エントリーグレードを追加…2025年モデルの受注開始
ランドローバー ディスカバリースポーツ、エントリーグレードを追加…2025年モデルの受注開始
レスポンス
デカすぎ……レクサスLMは48インチのディスプレイ採用!! もう「高級車=セダン」は時代遅れ? 高額なミニバンやSUVが登場するワケ
デカすぎ……レクサスLMは48インチのディスプレイ採用!! もう「高級車=セダン」は時代遅れ? 高額なミニバンやSUVが登場するワケ
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村