4月4日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONEに参戦するTEAM DAISHINは、今シーズンの参戦体制を発表した。今季もニッサンGT-RニスモGT3でST-Xクラスに参戦するが、AドライバーにTEAM DAISHIN代表の大八木信行、そして新たに今田信宏を迎え、“ツインAドライバー”とプロによる強力な体制でタイトル獲得を目指す。
スーパー耐久はもちろん、国内トップカテゴリーの強豪として長い歴史を誇るTEAM DAISHINは、2020年からGTNET MotorSportsとのコラボによりスーパー耐久に参戦。特にシリーズのハイライトである富士24時間では総合優勝1回、2位1回、3位2回という結果を残してきた。
スーパー耐久シリーズの2024年年間エントリーリスト発表。9クラス67台が名を連ねる
今季もチームは2014年、2018年、2019年と3回のST-Xタイトルを誇るGTNET MotorSportsとコラボしST-Xクラスに臨むことになった。車両はおなじみのオレンジのカラーリングをもつニッサンGT-RニスモGT3、カーナンバーは81と変わらないが、強力なドライバーがチームに加わった。
スーパー耐久では2023年から、ST-Qクラス以外はAドライバー規定を設けており、年齢60歳以上のすべてのドライバー、35歳以上のSTO(スーパー耐久機構)/STEL(スーパー耐久エントラントリーグ)が認めたアマチュアドライバー、STO/STELが認めた女性ドライバー、STO/STELが認めたドライバーをAドライバーとして登録しなければならない。
今季、TEAM DAISHINはこれまでAドライバーを務めていた大八木に加え、新たに今田をチームに迎え入れた。3年連続で全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権のマスタークラス王者を獲得しているほか、FIA-F4、さらにフェラーリチャレンジでも活躍する“最強のジェントルマンドライバー”のひとりだ。
Aドライバー規定導入後のスーパー耐久では、Aドライバーの走りがレース結果や予選順位に直結することから、各チームで“争奪戦”となっていたが、TEAM DAISHINにとって今田の加入は頼もしい存在だ。チームは今田をレースの都度Aドライバーとして登録し、戦略を立てながら“ツインAドライバー”体制でシーズンに臨む。
このふたりを支えるのが藤波清斗、青木孝行、坂口夏月というお馴染みの速さと経験をもつドライバーたち。強力なラインアップでフルシーズンを戦い、タイトル獲得を目指し全力で挑むとしている。
TEAM DAISHIN 2024年スーパー耐久参戦体制
車両名:DAISHIN GT-R GT3
参戦クラス:ST-X
カーナンバー:81
参戦車両:ニッサンGT-RニスモGT3
エントラント:GTNET MotorSports
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