2022年8月23日、3代目となる新型シエンタが正式に発表された。
コンパクトな5ナンバーサイズミニバンとして先代型、先々代型とヒットを飛ばしてきたシエンタは、走行性能や室内の積載性、乗り心地も気になるところながら、重要な要素のひとつに「外観デザイン」がある。
新型シエンタ正式発表!! 注目のデザインは「いいね」が多数とデザイナーたちの声
先代から大幅に雰囲気を変えてきた新型シエンタ、皆さまはどう受け取ったでしょうか。ズラッと公開されたデザインスケッチとともにお届けします。
文/ベストカーWeb編集部、写真/TOYOTA、Twitter
■「いいね」を多数獲得した新型シエンタのデザイン
シエンタといえば初代からトヨタの最小3列シート車として売れまくってきたクルマ。それだけに外観デザインを冒険的、革新的なものにするのは勇気が必要だろう。先代型(2代目)シエンタはそうしたポジションにありながら、かなり攻めたフロントマスクで登場し、発表当初は「だ…大丈夫か?」と心配の声が上がったほど(結果的に2代目シエンタは売れまくった)。
2代目シエンタ X(ハイブリッド車・7人乗り)(ブラックマイカ×エアーイエロー)<オプション装着車>
そうした足跡があるなかで、新型シエンタのデザインチームは大変な重圧があったであろう。このたび公開されたシエンタデザインスケッチ集を見ると、そうしたトヨタの新型シエンタデザインチームの苦労がよくわかる(それでも「これ実物より雰囲気あっていいじゃないか!」というスケッチがある)。
新型シエンタの実車写真。先代までの「奇抜さ」を残したまま、全体的にオーソドックスなデザインにしてきた印象
新型シエンタのイメージスケッチ。デザイナーたちがこのクルマを「どういうふうに使ってほしいか」がよくにじみ出ている
先代シエンタがかなり攻めたデザインでありながら売れたという事実があり、発表以前の事前リーク段階で「今回はかなりおとなしい顔になるらしい」という情報が流れ、特に「顔(フロントマスク)」やフォルムについてさまざまな意見が出るなか、満を持して実車がデビュー。
お披露目直後の段階でTwitterのベストカーWeb公式アカウントにてアンケートを実施したところ、おおむね好意的な評価が集まった。
TwitterのベストカーWeb公式アカウントにてアンケート実施の結果
「新型シエンタ(3代目)が発表されました。この新型シエンタを「欲しいと思っている人」と「特に欲しいと思っていない人」それぞれにアンケートを実施いたします。この新型シエンタのデザインは……」
(欲しいと思っていて)いいと思う……21%
(欲しいと思っていて)よくないと思う……4.3%
(欲しいとは思わないが)いいと思う……46.2%
(欲しいとは思わないし)よくないと思う……28.5%
(2022年8月23日午後5時よりTwitterにて調査開始、2741票)
上記のとおり、実際にシエンタを欲しいか欲しくないかに関わらず、「いいと思う」が「よくないと思う」を圧倒した結果となった。
シエンタ 初期アイデアスケッチ
もちろん乗用車のデザインは街に馴染んでからが勝負。実際に太陽の下、道路の上を走り、信号待ちで止まり、駐車場に置かれている姿をこそ評価されるべき存在。ぜひとも実際にデビューしてから、また新型シエンタのデザインについて好感度調査を実施したい(なんとなく、さらに「いいね」が増えそう)。
■新型シエンタのデザイナー陣のコメント集
・プロジェクトチーフデザイナー 加藤孝明氏
子供の頃からカーデザイナーを目指し、全体に関わる事ができた最初の車です。企画時は趣味のアウトドアで使える愛車になるといいなと…。今は空前のアウトドアブーム、訪れたキャンプ先で見かける事を楽しみにしています。
・エクステリアデザイン担当(トヨタ自動車東日本)東浦潤一氏
例えば移りゆく季節の中ちょっといいものに見える存在
車が憧れの生活を運んでくれるのではなく家族の成長と共に気兼ねなく使える相棒
3代目はそんな感じのシエンタです。
新型シエンタ イベントの様子
・エクステリアデザイン担当(トヨタ自動車東日本)庄司義和氏
飽きの来ないデザインで、長く使えて、たくさん荷物を積めて、視界が良くて、運転しやすい、ツールライクな車が欲しいなーと思ってつくり始めました。皆で力合わせたら、こんないい一台ができました。
・エクステリアデザイン担当(トヨタ自動車東日本)中間咲良氏
「日常風景を彩るような楽しい車にしたい!」その思いで、暮らしを写真で切り取ったような使用シーンやイラストを描き、初期の段階からメンバーと目指す世界観を共有しながらアイデアを出していきました。お客様の生活がこの車によって豊かなものになりますように!
・エクステリアデジタルモデル担当(トヨタ自動車東日本)二宮亮太氏
「日常を彩り、愛着が湧くちょっといいモノ」とはどんなカタチなのかをチームのメンバー全員で意見を出し合いました。全体のスタイリングからディテールまで一つずつ真剣に、でも遊び心も忘れず議論を重ねたことで、皆さんの日常に寄り添う相棒のような車をつくり上げることができました。
・エクステリアモデル担当(トヨタ自動車東日本)猪狩昌彦氏
日常に溶け込み、遊び心を忘れない。そんな思いでつくりました。ソロで使ってもヨシ!家族や仲間と使ってもヨシ!様々なライフスタイルに寄り添えると思います。モデル製作期間中に家族が増えた僕のライフスタイルにもピッタリな相棒になりそうです。
・インテリアデザイン担当(トヨタ自動車東日本)藤嶋亮達氏
良いアイデアを見つけるには?と考えた末、チームメンバー皆で内装モックの中でごはんを食べてみました。そうしたら、ドアに縦型ストレージをつくる!というユニークなアイデアを発見。そのアイデアを楽しくアピールするピクトグラムも添えてみました。どこに入っているか探してみてください。
新型シエンタ Z(ガソリン・7人乗り)(ダークグレー×スカーレットメタリック)<オプション装着車>
・インテリアデザイン担当(トヨタ自動車東日本)桂正一氏
「自分たちが思い描く、ちょっといい暮らしってどんなの?」車だけじゃなく生活全部に目を凝らして、お客様と同じ価値観のメンバーが等身大でデザインしました。組みあがったモデルを見た時は鳥肌が・・・。ぜひ、新しい生活を新しいシエンタでスタートさせちゃってください。
・インテリアデザイン担当(トヨタ自動車東日本)黒原健太郎氏
開発初期、「家族って友達みたいだな」と思ったことがありました。親も子供もフラットな関係で、いろんな経験を重ねていきたい。とっておきの時間の側で寄り添える、素敵なハコが出来たと自信をもってお届けします!あとはお客様がどんな使い方をするのか、興味津々です♪
・カラーデザイン担当(トヨタ自動車東日本)荒田海優氏
お洒落な雑貨屋やカフェに出かけたい。趣味のキャンプを謳歌したい。大好きな家族と出かけたい。そんなお客様にとって本当に欲しい車は何か。メンバー全員でたくさん悩み、とことん追及しました。この車が皆様にとって、何気ない日常に寄り添ってくれる、大切な存在になってくれたら嬉しいです。
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