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Q2敗退ハミルトン、原因は風? 不安定なマシンに「FP3で見えた”希望”が消えてしまった」

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Q2敗退ハミルトン、原因は風? 不安定なマシンに「FP3で見えた”希望”が消えてしまった」

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1オーストラリアGP予選でQ2敗退。チームメイトのジョージ・ラッセルに0.059秒届かなった。

 ハミルトンはFP2で18番手と沈み、最悪のセッションだったと語ったものの、FP3では4番手と復調。それだけにQ3進出を逃したのは予想外の結果だったと言える。

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 ハミルトンは、FP3の時点では期待を持っていたものの、予選で風が強まりマシンが不安定な状態になったことで、それが台無しになったと推測している。こうしたマシンの不安定さは、これまでの2シーズンを思い起こさせるものだ。

「毎回、新しいことを学んでいる」とハミルトンは語った。

「FP3はすごくいい感じだったし、予選に向けてすごく楽観的になっていたんだ。でも昨日と同じように風が強くなってきたせいか、クルマがかなり不安定になった」

「3年連続で同じような感じだ。でも、今朝のように『ああ、これはいけるかもしれない』という(期待の)”スパイク”があるんだ。そしてその後、それが消えてしまう」

「クルマの良さを見つけ、それをより安定させ、持ち続けることができれば、もっと競争力を高めることができるだろう。でも、やらなければならないことはたくさんある」

 振り返れば2022年、ハミルトンは新たにチームメイトとなったラッセルに対して苦戦していた。しかしそれは、ポーパシングを解決するために極端なセットアップを施して走っていたことが要因だった。

 今回のオーストラリアGPでは、ハミルトンとラッセルは異なるセットアップを施していたようだ。motorsport.comが歴史は繰り返されるのかと訊くと、ハミルトンは確かに近い状態だと語った。

「2022年、僕たちは(セットアップを)分けていたわけではなかった。ジョージがひとつのセットアップで走り、僕はチームがどうすれば解決できるかを考え、選択肢を見つけるためにあらゆるセットアップを試していた」

「今年もそれと少し似ている。僕はいろいろなことを試してきた。でも今週末僕たちはかなり近いと思う」

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