英国を拠点にさまざまな形でモータースポーツへ関与しているBuzzグループ。彼らは6月27日にF1のスクーデリア・アルファタウリと新たなパートナーシップ契約を結んだことを発表した。
Buzzグループはイギリスのロンドンに本社を構え、モータースポーツの世界的なネットワークを活かしてファミリーオフィスやカーボンニュートラルファンドマネジメント、保険や不動産や広告代理店など、多岐にわたる事業を世界で展開している。
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彼らは若手ドライバー育成プログラムなどの取り組みも行なっており、モータースポーツではチームやドライバーへの支援を行なっていることでもよく知られた存在だ。
今回、Buzzグループとスクーデリア・アルファタウリが結んだ複数年契約のパートナーシップは、持続可能な開発イニシアチブの加速と、若手ドライバーの育成支援を目的としたものだ。
Buzzグループは『このF1への新たなコミットメントは同グループの長期戦略ビジョンにおいて重要なマイルストーン』だと説明している。
Buzzグループ代表の長谷川大祐は発表にあたって次のようにコメントを寄せている。
「モータースポーツを含むすべてのビジネスは、地球の寿命とそこに住む人々の健康と幸福を守るために、環境に対するポジティブな変化を推進しなければならないと考えています」
「2030年までにF1が掲げるネットゼロカーボンを達成するためには、各チーム、そしてF1全体でこの重要な目標に取り組む必要があります。Buzzが理想とするモータースポーツとカーボンニュートラルの両立という点は、以前私たちがパートナーシップを結んでいたスクーデリア・アルファタウリと完全に一致しており、最適なチームと言えます。私たちはこのミッションを共に実現できることにとてもわくわくしています」
F1は6月末にイギリスGPの開催を控えているが、当該グランプリからアルファタウリのマシンAT03にはBuzzのロゴが掲載。コクピット横、ヘッドレスト、リヤウイングを始めとした車体以外にも、レーシングスーツやチームウェア、ファシリティなどにも彼らのロゴが掲載されるようだ。
スクーデリア・アルファタウリにはF1で唯一の日本人ドライバーとなる角田裕毅が在籍。このパートナーシップ締結で協力できることを楽しみにしていると話した。
「日本人のパートナーを迎えることができ嬉しく思います。 特に、2019 年以来、3年ぶりに鈴鹿に戻ることが決まっており、私たちにとって初めての母国でのF1レースとなるので、とても楽しみです」
「大祐さんとBuzzさんは、レースへの情熱と有望な若手ドライバーとの協力でよく知られているので、パートナーシップを通して一緒に協力できることを楽しみにしています」
アルファタウリ代表のフランツ・トストも、チームと同じく若手ドライバー育成に力を入れるBuzzとの提携に期待感を示している。
「Buzzと大祐をチームに迎え入れることができ、とても嬉しく思っている。モータースポーツの様々なカテゴリーで積極的なパートナーシップを築いている彼らは、若い才能のサポートに非常に力を入れており、スクーデリア・アルファタウリの理念と完全に合致している」
「日本との強いつながりを持つBuzzは、この特別なローカル市場で私たちの評価をさらに高めてくれるだろう。持続可能な未来に対する彼らの焦点は、このF1というスポーツと我々のチームの両方にとって戦略的に非常に合致している。この課題に関する新たな対話の促進を支援することを楽しみにしている」
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