前回のオーストラリアGPから約1ヵ月、F1のバトルが再びサーキットの戻ってくる。第4戦の舞台はアゼルバイジャン、”超高速”バクー市街地サーキットだ。
今回のグランプリの注目は、なんといっても週末に新たなフォーマットが採用されることだ。
■F1が『スプリントシュートアウト』を発表。スプリントレースのグリッド決める新セッションの誕生で、決勝レースから“独立”
2021年シーズンに初導入されたF1のショートレース”スプリント”。そのフォーマットが、今回のグランプリから一歩進化する。
金曜日にはフリー走行1回目を行ない、その後予選が行なわれる。この予選は昨年までは土曜日に行なわれる”スプリント”のスターティンググリッドを決めるためのものだったが、今回からは日曜日の決勝レースのスターティンググリッドを決めるセッションとなった。
土曜日は、昨年までは午前中にフリー走行2回目、午後にスプリントを行なうスケジュールだったが、午前中のFP2が廃止され、スプリントのスターティンググリッドを決める”スプリント・シュートアウト”が実施されることになった。このスプリント・シュートアウトも3段階にかけて行なわれ、SQ1が12分、SQ2が10分、SQ3が8分と設定されている。また、使用タイヤはSQ1とSQ2が新品のミディアム、SQ3が新品のソフトそれぞれ1セットに限定されている。
また以前は予選Q3に進出した場合のみ使えるタイヤが指定されていたり、決勝レース用として指定された2種類のタイヤは、決勝前に返却できないなど細かい規則があったが、これが廃止。週末の間に返却するタイヤは、FP1後の1セットと、スプリントで最も多く走行した1セットの合計2セットのみとなった。
このフォーマット変更が、週末の流れ、戦い方にどんな影響を及ぼすのか、大いに注目されることになるだろう。
そしてもちろん、この約1ヵ月の間に各チームがどんな進化を果たしてきたのかという面も注目である。シーズン開幕3戦は、レッドブルが3連勝。その後ろにはアストンマーチンが続くという形だった。メルセデスやフェラーリが上位2チームにどれだけ近づいてくるのか、また中団グループから抜け出しつつあるアルピーヌの進歩からも目が離せない。最高速不足など、シーズン序盤大苦戦したアルファタウリの復調にも期待が集まる。
さらには併催のFIA F2もじっくり観戦したいところだ。現時点ではDAMSの岩佐歩夢がランキング首位。F1昇格に向け、負けられない戦いが続いていく。
そんなアゼルバイジャンGPも、F2含めDAZNで全セッションを生配信。配信スケジュールは下記のとおりとなっている。
■4月28日(金)
16:05 F2フリー走行 実況:笹川裕昭
18:25 F1フリー走行1回目 実況:サッシャ/解説:柴田久仁夫
20:00 F2予選 実況:笹川裕昭
21:55 F1予選 実況:笹川裕昭/解説:田中健一
■4月29日(土)
17:25 F1スプリントシュートアウト 実況:サッシャ/解説:中野信治
20:00 F2スプリントレース 実況:市川勝也/解説:中野信治
22:00 F1スプリント 実況:サッシャ/解説:中野信治
■4月30日(日)
16:25 F2フィーチャーレース 実況:笹川裕昭/解説:小倉茂徳
19:20 F1決勝 実況:サッシャ/解説:中野信治
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F1もデュエルやるんだ。