国内の自動車市場は秋の商戦たけなわの中、メーカー各社もフルモデルチェンジなどの新型車の発表が相次いでいるが、いわゆる宅配購読中心の紙媒体にはそうした記事はほとんど掲載されず、新車関連のニュースもデジタル化の流れが加速しているとみられる。
そんな中で、マツダが10月10日から国内販売を開始した新型の多目的スポーツ車(SUV)『CX-80』は、きょうの読売や産経なども報じており、このうち、読売は経済面に「マツダ最上位のSUV、CX-80発売、年1万7000台目標」との見出しで、鮮やかなソウルレッドクリスタルの新モデルのカラーのカット写真とともに取り上げている。
マツダ、3列シートの最高級車種『CX-80』発売、価格は394万~712万円
産経も「マツダ新SUV法人も照準、3列目『170センチの人も快適』」とのタイトルで、モノクロの写真付きで掲載。記事では「昨年12月に生産を終了した『CX-8』の後継モデルで、同社にとって国内の最上位車種。7人乗車可能な乗用車はミニバンが主流で、3列シートのSUVは珍しい。広い車内空間を生かし、社会的地位の高い人らが後席に乗る『運転手付きの車』としての需要取り込みも狙う」などと伝えている。
取材会でマツダの毛籠勝弘社長も「本格的な3列シートのSUVは国内の車種では他にはなく、デザイン、内装など価値の高い商品」と強調。新型CX-80のプラグインハイブリッド車(PHEV)の最高グレードは712万円で、マツダ車の中では最高価格。国内販売の目標は年間1万7000台だそうだが、いわゆる「ジャーマン・スリー」と呼ばれる欧州ブランドなどの高級志向の顧客をどこまで取り込めるかも注目したい。
2024年10月11日付
●マツダ最上位のSUV、CX-80発売、年1万7000台目標 (読売・6面)
●宇都宮160キロ追突死、「危険運転」へ訴因変更請求,地検「車の制御困難な状態」 (読売・32面)
●くらしと経済、脱化石燃料企業の垣根越え、乗り物は水素で動かす (毎日・16面)
●架空請求疑いで逮捕、トヨタグループ元社員ら(毎日・17面)
●ライドシェア広がりは限定的、「日本版」開始から半年(産経・5面)
●公道カート無免許運転黙認、レンタル会社を書類送検 (産経・25面)
●ラダン・タタ氏死去、86歳インド・タタ財閥元会長 (日経・1面)
●三菱自「ベトナム生産維持」加藤CEO、進出30年政府に支援策要請(日経・12面)
●宅配EV秋の陣、ホンダも出走、初の軽発売、航続245キロ(日経・15面)
●中国新車販売ホンダ4割減、9月、エンジン車苦戦(日経・17面)
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みんなのコメント
そして60顔で出した事は80にはとっても不利に働いてます…そこに気づいてくださいよ。マツダの社長なら
外装デザインがダメだ。