メルセデス・ベンツ日本が、メルセデス・ベンツ新型「Vクラス」の注文受付を開始した。発売は2016年1月を予定している。
新型Vクラスは、これまでのVクラスのコンセプトを継承しながらも、走行性能と快適性に加え、安全性や質感などあらゆる面で格段に進化。パワートレインは、すべてのモデルに、世界で最も厳しいとされる日本の「ポスト新長期規制」に適合するため日本専用に開発した2.2L直列4気筒BlueTECエンジンを搭載する。
メルセデスの最新ディーゼル技術であるピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールシステムや電子制御可変ターボチャージャーなどにより、最高出力163PS(120kW)、最大トルク380Nmを発揮。トランスミッションには7速A/T「7G-TRONIC PLUS」を搭載し、燃費は15.3km/L(JC08モード)と先代の3.5L V6ガソリンエンジンと比較して最大+125%向上している。
足回りには、「AGILITY CONTROLサスペンション」を採用。ローダウンするとともにスタビライザーを採用することでロールが減少し、高い走行安定性を実現した。さらに、走行状況に応じて減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを搭載する。
シートは、フラットなフロアに2列目は独立シート、3列目はベンチシートを配する。シートは脱着可能なため、2列目を後ろ向きにセットして後席乗員5人が向かい合って座れる状態にしたり、2列目と3列目をすべて取り外して荷物を積載したりと、用途に合わせて多彩にアレンジすることが可能。また、安全性を高次元で実現するために、2列目および3列目のすべてのシートに3点式シートベルトが一体化されている。
ラゲッジルームには、狭い駐車場でも開閉でき小物などの積み下ろしに便利な開閉式リアウィンドウを採用。ラゲッジ容量は、標準ボディの「V 220 d TREND(トレンド)」「V 220 d」が720~4,500リッター、ロングボディの「V 220 d AVANTGARDE(アバンギャルド) long」が1,030~5,000リッター、エクストラロングボディの「V 220 d AVANTGARDE Extra-long(エクストラロング)」が1,410~5,500リッターとなる。
安全面においては、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意力低下を警告する「アテンションアシスト」や走行中の横風に対して車両片側のブレーキ制御を行う「クロスウインドアシスト」を全車に標準装備。また、車両周囲の状況をモニターする「360°カメラシステム」や自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」、前後バンパーに埋め込まれた超音波センサーで障害物との距離を感知して警告する「パークトロニック」を標準装備する。
グレードは「V 220 d TREND」「V 220 d」と、全長がさらに245mm長い「V 220 d AVANTGARDE long」、475mm長い「V 220 d AVANTGARDE Extra-long」の4つで、価格は535万円~730万円。
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