MotoGP第15戦インドネシアGPがプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで行われ、前戦ウイナーのエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)がプラクティスをトップで終えた。
MotoGPは第15戦からフライアウェイラウンドに入った。インドネシアGPはその最初のグランプリである。
バスティアニーニとマルティン、アクシデントの見解と、バニャイアの「ありえない」転倒/第14戦エミリア・ロマーニャGP
フリープラクティス1は気温29度、路面温度55度のドライコンディションで行われた。序盤にトップに立ったのはフランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)で、2番手にはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が続いた。3番手はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)である。
その後、中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)やヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)などがトップタイムを記録した。セッション終盤の残り10分を切って、モルビデリが再びトップに浮上する。
モルビデリはフリープラクティス1をトップで終えた。2番手はビニャーレス、3番手には最後にタイムを詰めたホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が入った。
4番手はペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)、そして、5番手にはザルコがつけた。マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)は6番手、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は14番手だった。
プラクティスは、気温29度、路面温度60度のドライコンディション。セッションの半分を終えた時点でトップに立っていたのは、開始早々に1コーナーで転倒したアコスタである。2番手にはマルコ・ベツェッキ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPレーシングチーム)、3番手にはマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が続く。
残り時間13分をきって、マルティンが立て続けにトップタイムを更新する。マルティンはオールタイムラップ・レコードを更新する1分29秒670を叩き出してトップに立った。しかし、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)がこのタイムを0.04秒更新し、1分29秒630を記録してトップに浮上する。
残り時間2分を切って、それまでトップ10圏内にとどまるか否かというポジションにいたバニャイアがタイムを詰めて4番手に浮上。さらに、クアルタラロが6番手にポジションを上げた。
プラクティスはバスティアニーニがレコードブレイクでトップで終えた。2番手はマルティン、3番手はモルビデリ、そして4番手がバニャイアで、さらに5番手がベツェッキだった。トップ5をドゥカティが占めている。
6番手はクアルタラロで、Q2ダイレクト進出を決めた。マルク・マルケスは7番手。ザルコはQ2ダイレクト進出まであと0.086秒及ばず、11番手。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は17番手だった。
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