2022年7月23-24日、全日本ジムカーナ選手権第6戦が岡山国際サーキットで行われ、アルピーヌ A110 Sで参戦するレーシングドライバーの山野哲也選手がJG10クラスで優勝し、通算22回目のシリーズチャンピオンを獲得した。
2ペダルの2輪駆動でも、ジムカーナチャンピオンに
シリーズチャンピオンを21回獲得し通算122勝をあげる山野哲也が、今シーズンは昨年新設されたばかりのJG10クラス(2ペダルの2輪駆動)にアルピーヌA110Sで参戦。シーズン開幕前から大きな注目を集めたが、前戦までの全5戦中4戦で優勝し(1戦欠場のためノーポイント)早くもチャンピオンに王手をかける状況となっていた。
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そんな中で迎えた第6戦岡山国際サーキット戦。山野は、土曜日に行われたヒート1、ヒート2をトップタイムで終えると、翌日曜日も、路面温度の上昇でコンディションが悪化する中、巧みなマシンコントロールによってヒート1、ヒート2とも見事トップタイムを記録し、完全優勝を達成した。
ランキング2位の選手がこの第6戦を3位で終えたため、山野のシリーズチャンピオンが確定した。これで山野は全日本ジムカーナでの勝利数を127に伸ばすとともに、22回目のシリーズチャンピオンに輝くことになった。
今年山野が参戦したJG10クラス(2ペダルの2輪駆動)は2ペダル+エレクトリックパーキングブレーキ(EPB)という、ジムカーナではこれまで常識外れとされてきた車両によるクラス。アルピーヌA110Sとともに。時代に合った、新たなジムカーナの世界を切り拓くことになった。
【山野哲也選手のコメント】
「速度が高く、コーナリングが長く、そして平均スピードも高いラウンドでした。セッティングの満足度は頂点に至っていませんが、A110S というマシンのサーキット特性がタイムに表れました。2位にポルシェ 911GT3も入り、このクラスの車種構成も面白くなってきました。私の意思に同意してくれるエクセディ、ブリヂストン、ルノー・ジャポンはじめスポンサー各社に、そして無償の愛を注いでくれるファンに心から感謝しています。クルマの進化や免許制度に合致する、新しいジムカーナの世界を作り上げていきたいと思います」
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みんなのコメント
ジムカーナ無敵になってもカネを出すスポンサーはごく僅か。
ごく少数のマニアなレース人口には何の恩恵もない。
せいぜい街中や峠でコゾーをいちびってストレス発散ぐらいしか使い道がないよ