今シーズン、スーパーGT(GT500)でシリーズチャンピオンを獲得した#100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンは、パートナーを組んだ山本尚貴がF1を目指していることに対して、「チャンスがあるのであれあ、ぜひとも挑戦するべきだ」と語った。
スーパーGTではフル参戦1年目ながら安定した活躍を見せ、特に最終戦では#1 KeePer TOM’S LC500との直接対決を制してシリーズチャンピオンに輝いたバトン。そのパートナーである山本はスーパーフォーミュラと合わせて国内最高峰レース二冠という快挙を達成。さらにスーパーライセンス獲得に必要なライセンスポイントもクリアし、F1に挑戦する扉をこじ開けた。
■山本尚貴、F1視察後の思い語る「自分からチャンスを手放したくない」
山本は先日行われたF1アブダビGPを訪問。改めてF1参戦を目指したいという気持ちを明かした。
ただ、先週までは空席のままだったトロロッソ・ホンダのシートには、アレクサンダー・アルボンが収まることが決定。山本の来季フル参戦という可能性は潰えてしまったが、それでもバトンはF1に挑戦したいという山本に対し、このようなアドバイスを贈った。
「僕にアドバイスができることがあるとすれば……それは“もしチャンスがあるのであれば、F1に乗るべきだ”ということだ」
「それが、もしレースに参戦するという形でなくても、今置かれている状況(国内最高峰レースでの活躍など)に満足していたとしても、これは本当に挑戦したほうがいいと思う」
「こういった機会はそう簡単に訪れるものではないし、誰にでも訪れる機会ではない。特に今はチャンスを掴むのが難しい状況になってきている。乗るチャンスがあるのではれば、そこに挑戦するべきだ。挑戦して損することは一切ないと思う。それが僕自身の考えだ」
そこまで山本を後押しをする根拠として、バトンは彼の今シーズンの活躍を挙げた。
「今シーズンはスーパーフォーミュラでそのパフォーマンスを証明したのだから、次はF1というフィールドで発揮するべきだと思う。ガスリーやバンドーンも、ここで活躍して今F1に乗っている。彼らと同じフィールド(スーパーフォーミュラ)でチャンピオンを獲得したナオキ(山本尚貴)は、絶対にF1に挑戦するべきだ」
「さらにナオキはバリエーションに富んだドライビングスキルを持っている。スーパーフォーミュラとスーパーGT、全く異なるタイプのレースでチャンピオンを掴んでいるのが、その証拠だ」
「両カテゴリーともに彼は様々な経験を積んできている。それはきっと彼の将来に役立つはずだ」
来季のレギュラーシートを掴むチャンスはなくなってしまったが、山本は今後も様々な形でF1に乗るチャンスを探っていく模様。その姿をバトンも応援している様子だった。
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