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ジャガー・ランドローバー 赤信号回避支援技術を実用化へ

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ジャガー・ランドローバー 赤信号回避支援技術を実用化へ

もくじ

ー 赤信号回避を支援
ー 交通の円滑化へ

自動運転車に「眼」 目的は歩行者の安心 ジャガー・ランドローバー

赤信号回避を支援

ジャガー・ランドローバーは、渋滞や排出ガスの削減のため、赤信号を回避する技術のテストを行っている。

グリーンライト・オプティマル・スピード・アドバイザリー(GLOSA)と呼ばれるこの技術は、次の信号で止まらずに通過するために最適な速度をドライバーに案内する。これは車両と信号などのインフラの間での通信を利用したものだ。

現在進行中の自動運転プロジェクト、「オートドライブ」の一環として、Fペースにこのシステムを搭載しテストを行っている。これはジャガー・ランドローバーがフォードなどのメーカーと共同で行っているものだ。

JLRはAUTOCARの取材に対し、この技術が3年から5年以内に市販車にも搭載されると説明した。スポークスマンによれば、「技術的にはすでに実用化可能な段階に達していますが、インフラの整備が追いついていません」とのことだ。

交通の円滑化へ

これが最初に実用化される地域としては、英国で自動運転テストが盛んに行われているウェスト・ミッドランズが濃厚だという。この技術に不可欠な5G通信のテストも合わせて行われている。

こうしたテクノロジーについて公言するのはJLRが初めてではない。同じオートドライブ・プロジェクトの一員であるフォードも2016年にモンデオ・ハイブリッドでGLOSAのテストを行っていた。ボルボも同様の技術開発をアナウンスしているが、公道でのテストは行っていない。

JLRによれば、この技術により通勤時間の短縮にもつながるという。また同社は他にも交通の円滑化のための技術開発を進めている。たとえば、交差点などでの危険を察知するシステムなども開発中だ。

JLRのコネクテッド技術エンジニアであるオリオル・キンターナ-モラレスは、「この最先端技術により、信号待ちで無駄にする時間を大幅に短縮できます。そればかりか、安全かつ円滑な交通の実現により、ストレスのない通勤が実現するでしょう」と話している。

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