2月11日、バーレーン・インターナショナル・サーキットでFIA F2のプレシーズンテスト初日が行なわれた。トップタイムを記録したのはデニス・ハウガー(MPモータースポーツ)だった。
F1と同じく、3月頭にバーレーンで開幕する2024年のF2。2018年から使われてきた車両も昨シーズンいっぱいでお役御免となり、今季からは新車両が導入されるが、今回のテストは開幕に向けて新車両への習熟を深める貴重な機会となる。
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3日間の日程で行なわれるプレシーズンテストの初日は、現地時間17時から始まる午後セッションのみの実施となったが、まさかの雨により難しいコンディションとなった。
途中、ストップ車両回収のための赤旗によりセッションがストップしたり、集中豪雨のため全ドライバーがガレージに戻る時間帯があったりと、各車満足なセッションを行なうことはできなかった。昨年のフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ覇者であるアンドレア・キミ・アントネッリ(プレマ)が最多の24周を走ったが、10周前後の走行に終わったドライバーも多かった。
最終的なトップタイムはハウガーで、1分53秒175。参考までに、ドライコンディションで行なわれた昨年のF2バーレーン戦のポールタイムは1分40秒台だった。2番手以下にはカーリン改めロダン・モータースポーツのゼイン・マローニ、ARTグランプリのヴィクトー・マルタンス、そしてアントネッリらが続いた。
今季からF2に挑戦する宮田莉朋(ロダン・モータースポーツ)は、黒を基調としたリバリーにTOYOTA GAZOO Racingのロゴが入ったマシンで登場。ロダンのベースカラーである黒と、サイドポッドやリヤウイングにあしらわれた大型の『GR』ロゴも相まって、今季のTGRのWEC(世界耐久選手権)やWRC(世界ラリー選手権)の車両と似た雰囲気を漂わせている。
そんな宮田はテスト初日を8番手で終了。17周を走り、ベストタイムは1分54秒185だった。宮田はテストを終えてSNSに「今日は不安定な天候でした。アタックしたタイミングが周りと違うので、気にせず自分のやりたい事を練習しました」と綴っている。
FIA F2プレシーズンテスト初日:タイム結果
1. デニス・ハウガー(MPモータースポーツ)1:53.175 17周
2. ゼイン・マローニ(ロダン・モータースポーツ)1:53.351 15周
3. ヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)1:53.367 13周
4. アンドレア・キミ・アントネッリ(プレマ)1:53.511 24周
5. ジャック・クロフォード(DAMS)1:53.865 14周
6. ザク・オサリバン(ARTグランプリ)1:53.907 17周
7. ファン・マヌエル・コレア(DAMS)1:54.015 14周
8. 宮田莉朋(ロダン・モータースポーツ)1:54.185 17周
9. オリバー・ベアマン(プレマ)1:54.443 10周
10. フランコ・コラピント(MPモータースポーツ)1:54.534 14周
11. ポール・アロン(ハイテック)1:54.535 7周
12. エンツォ・フィッティパルディ(VAR)1:54.591 12周
13. アイザック・ハジャー(カンポス)1:54.650 18周
14. リチャード・フェルシュホー(トライデント)1:54.680 17周
15. テイラー・バーナード(PHM)1:54.707 12周
16. ラファエル・ヴィラゴメス(VAR)1:54.832 18周
17. ロマン・スタネック(トライデント)1:55.313 11周
18. アマウリー・コルディール(ハイテック)1:56.844 9周
19. ジョシュア・ダークセン(PHM)1:56.277 19周
20. ジョセップ・マリア・マルティ(カンポス)1:56.827 5周
21. ガブリエル・ボルトレト(インヴィクタ)1:58.760 4周
22. クシュ・マイニ(インヴィクタ) - 12周
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