続々と新世代モデルへ移行しているMINI(ミニ)ファミリーから、第4弾となる『MINI COOPER 5 DOOR(ミニ・クーパー5ドア)』が登場。伝統的な基幹モデルである3ドアをベースに、リヤにもドアを装備した5ドアの実質2代目として、6月13日より発売が開始されている。
新しいミニのデザイン言語「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれるコンセプトに従い、コンポーネントの数を減らすことでシンプルなデザインにフォーカスした2代目5ドアは、先行するファミリーモデルらと同様に持続可能性を考慮した素材の選択など、将来を見据えた新世代モデルであることを印象付けている。
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ベースの3ドアとの比較で、全長は180mm、ホイールベースは70mm長くすることで広い車室を実現した5ドアは、クラシカルなフォルムのヘッドライトと複雑な八角形の輪郭を持つグリルで新たなフェイスに。
アダプティブ・ライト、ハイビーム・アシスタントが標準装備されたLEDヘッドライトとリヤのコンビネーションライトには、点灯方法を3つのパターンから選択でき、その日の気分でカスタマイズが可能なLEDシグニチャー・ライトを採用し、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、前後ライトがまるで挨拶をするかのように点滅するウエルカム/グッバイライトの機能も備える。
また、先代モデルで自動車業界初のコンセプトとして採用となった“マルチ・トーン・ルーフ”もオプション装備として用意され、グラデーション・デザインを用いて車両前方にはサンマリノ・ブルー、中央部分にはインディゴ・サンセット・ブルー、さらに後方部分はホワイトへと徐々に変化するルーフ・カラー・デザインとされ、カスタマイズ性のある唯一無二の1台を作り上げることが可能となる。
一方のインテリアも完全なデジタル化が施され、ステアリングの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要なすべての情報は前方のヘッドアップ・ディスプレイと直径240mmの高品質ガラスが採用された円形有機ELセンター・ディスプレイに映し出される。
■1.5L直3ターボ、2L直4ターボに7速ダブルクラッチを組み合わせ
この特徴的なディスプレイには最適化された高感度タッチ機能が装備され、スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能に。各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作することで、メーターパネルとしての機能はもちろんのこと、AR機能付きナビゲーションシステム、メディア、電話、エアコンディショナー、各種設定等々すべての操作を一括して行うことができる。
また広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を採用。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより手入れが簡単な構造とされた。
そのダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたミニ・ドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化するミニ・エクスペリエンス・モードも全車標準装備に。
パワートレインは高効率ガソリン・エンジン搭載モデルのみをラインアップし、新世代モジュール式高効率1.5リッター直列3気筒ミニ・ツインパワー・ターボ・ガソリン(114kW(156PS)/230Nm)の“C”と、同2リッター直列4気筒ミニ・ツインパワー・ターボ・ガソリン(150kW(204PS)/300Nm)と発生する“S”ともに、ダイナミックな走りを実現する7速ダブルクラッチ・トランスミッションが組み合わされる。
それぞれミニ・エクスペリエンス・モードによる3つのドライブモードも用意され、先進安全機能ドライビング・アシスト、車両全方向に対応したドライブ・レコーダー、AI技術を活用したインテリジェント・パーソナル・アシスタントなども搭載され、価格は408万~477万円(税込)となっている。詳細は公式サイト(https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-cooper-5-door.html)まで。
MINIカスタマー・インタラクション・センター:0120-3298-14
MINIインターネット・ウェブサイト:http://www.mini.jp
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