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内外装の刷新やパフォーマンスの強化を果たしたジャガー・Fペイスの2021年モデルが日本デビュー

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内外装の刷新やパフォーマンスの強化を果たしたジャガー・Fペイスの2021年モデルが日本デビュー

ジャガーのパフォーマンスSUVのFペイスがマイルドハイブリッドシステム(MHEV)の採用や内外装デザインの変更を実施して日本での受注を開始。発売記念モデルの「ローンチエディション」を30台限定で導入

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2021年2月18日、パフォーマンスSUV「Fペイス(F-PACE)」の2021年モデルを発表し、同日より受注を開始した。合わせて、2021年モデルの発売を記念した特別仕様車の「ローンチエディション(LAUNCH EDITION)」も設定し、30台限定で販売する。

内外装を刷新したジャガー・Eペイスの2021年モデルが日本での受注を開始

車種展開は以下の通り。
■2リットル直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(204ps、MHEV)搭載車
Fペイス・D200:720万円
Fペイス・S D200:760万円
Fペイス・Rダイナミック・SE D200:810万円
■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(250ps)搭載車
Fペイス・P250:710万円
Fペイス・S P250:750万円
Fペイス・Rダイナミック・SE P250:800万円
Fペイス・Rダイナミック・HSE P250:890万円
Fペイス・ローンチエディション:1068万1000円
■5リットルV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン(550ps)搭載車
Fペイス・SVR:1350万円

 Fペイスの2021年モデルは、マイルドハイブリッドシステム(MHEV)の採用や内外装デザインの変更などを実施して、プレミアムSUVとしてのキャラクターをいっそうレベルアップさせたことが特徴である。
 まずパワーユニットには、最新の“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/4250rpm、最大トルク430Nm/1750~2500rpm)に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を新設定。トランスミッションには専用セッティングの8速オートマチックを組み込み、駆動システムにはAWDを採用した。一方、ガソリンエンジンは “INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボ(250ps/365Nm)と、最大トルクを従来比で20Nm引き上げたSVR用の4999cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンスーパーチャージドエンジン(550ps/700Nm)をラインアップし、いずれも8速オートマチックのトランスミッションを組み込んで4輪を駆動(AWD)する。また、SVRはニュルブルクリンク北コースでセダン最速ラップを記録した(2019年7月)SVプロダクト「XE SV PROJECT 8」と同じ高負荷対応のトルクコンバーターの搭載、新アーキテクチャーのEVA(エレクトロニック・ビークル・アーキテクチャー)2.0の採用、ソフトウエア/スロットルレスポンス/サスペンション/エキゾーストマッピングの見直し、シャシーブッシュの改良およびアダプティブダンピングのチューニング変更、静止状態からシャープな加速を可能にするダイナミックローンチ機能の組み込み、より高度なブレーキ性能を実現したインテグレーテッド・パワーブースター・ブレーキシステムの設定、冷却性能やエアロダイナミクスの改善(Cd値0.36)などを実施。足もとには新デザインの22インチ“スタイル5117”5スプリットスポークアロイホイール(グロスブラックフィニッシュ&サテンテクニカルグレーインサート)を設定し、さらに内装にはパーフォレイテッドパターンのSVRロゴ入りシートや専用ステッチ(フレームレッド/ライトルナ)入りレザーステアリングホイール(サムグリップ付)、モノグラムのディテールとSVRロゴを施した新型ドライブセレクターなどを新規に組み込んだ。

 エクステリアに関しては、ダイナミックで存在感のあるデザインに変更したことが特徴だ。フロント部はシャットラインをなくしてグリルサラウンド上部まで広げ、さらにパワーバルジを大型化させたボンネット、ジャガーヘリテージロゴを想起させるダイヤモンド形状のフロントグリルメッシュ、“ダブルJ”グラフィックの10mmスリム化したプレミアムLEDヘッドライトを採用。サイドビューには、リーパーエンブレムを配したサイドベントを装備する。そしてリアセクションには、よりスタイリッシュさを増した新デザインのバンパー、サーキットのシケインをイメージしたグラフィックのLEDテールライトを装着した。さらに足もとには、新造形のアロイホイールを4種類追加する。ボディカラーについては、新色のブルーファイヤーブルー/ハクバシルバー/シャラントグレイのほか、ナルヴィッ クブラック/フジホワイト/サントリーニブラック/ユーロンホワイト/フィレンツェレッド/アイガーグレイ/カルパチアングレイ/ウルトラブルー(SVR専用色)という計11タイプを設定した。

 内包するインテリアは、クラフトマンシップと機能美を徹底追求したことが訴求点。具体的には、収納スペースを拡大したうえですっきりとしたデザインに仕上げたセンターコンソール、新デザインのスプリットリムステアリングホイール、クリケットボールを思わせるステッチを施した新ドライブセレクター、11.4インチのカーブドタッチスクリーンなどを新採用した。

 先進安全システムの拡充もトピックだ。ドライバー支援システムとして3Dサラウンドカメラやブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニター、クリアイグジットモニター、トラフィックサインレコグニション、アダプティブスピードリミッター、オートホールド機能(車両停止後にブレーキペダルを踏み続けることなく車両停止状態を保持)を標準で採用。さらに、オプションとしてスマートフォンのワイヤレスデバイスチャージング、第2世代のアクティビティキー、アクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション(ジャガー初採用、MERIDIANサウンドシステムまたはMERIDIANサラウンドサウンドシステム選択時)、タッチスクリーン上の操作とギア選択をするだけで縦列および通常駐車の入庫・出庫を自動で行うパークアシスト(フルオート)、空気イオン化テクノロジー(PM2.5フィルター付)を新規に設定した。
 一方でエンターテインメント関連では、最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を標準設定。Pivi Proに付帯するオンラインパックには専用の通信データプランを用意し、ナビゲーション(施設情報のオンライン検索/ガソリン価格のオンライン取得/マップデータのオンラインアップデート)やメディア(Spotify/Deezer/TuneInRadio、天気予報のAccuWeather)、カレンダー(Google Suite/Microsoft Office 365)のアプリがデータ容量を気にすることなく使用できるようにした。

 限定モデルとして設定された「ローンチエディション」を見ていこう。ベースモデルはRダイナミック・HSE P250で、外装にはブラックエクステリアパックや22インチ“スタイル1020”15スポークアロイホイール(グロスブラック、サテンブラックインサート)、ピクセルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)、スライディングパノラミックルーフ、ルーフレール(グロスブラック)、パワージェスチャールーフブラインド&テールゲートなどを、内装には空気イオン化テクノロジー(PM2.5フィルター付)やヘッドアップディスプレイなどを特別装備。また、アクティビティキーやパークアシストも標準で組み込む。ボディカラーは特別色のポルトフィーノブルーで彩り、内装カラーはシエナタンで仕立てた。

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みんなのコメント

1件
  • ダイハツロッキーはこの顔を真似した。
    だって小型車メーカーが何で唐突にデカいグリルの
    顔なんて思い付くのさ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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