2月27日、カタールを代表するレーシングトラック、ルサイル・インターナショナル・サーキットで、WEC世界耐久選手権公式プレシーズンテスト“プロローグ”のセッション3が行われた。最終日の1回目となる同走行枠では、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの5号車ポルシェ963(マット・キャンベル/ミカエル・クリステンセン/フレデリック・マコウィッキ組)がベストタイムを刻んでいる。
海峡封鎖による輸送コンテナの遅着の影響で、当初予定されていた2月24~25日の実施予定が26日(月)からの二日間に改められたWECプロローグ。その最終日となった27日(火)は現地10時から3時間の走行枠が設けられ、セッション3として行われた。
【タイム結果】2024年WEC公式テスト“プロローグ”最終日 セッション3
コース清掃のために出された赤旗によって2度の中断を挟んだ同セッションでは、終盤までプジョー9X8勢がタイミングシートの最上位ふたつのスロットを独占していたが、これをマコウィッキ駆る5号車ポルシェが逆転。2番手となった94号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)をわずか0秒037上回る1分41秒223をマークした。
この2台に続いたのはポルシェ・ペンスキーの姉妹車6号車で、1分41秒420というタイムで3番手に。後半まで暫定2番手に位置していた93号車プジョー9X8は4番手で同セッションを終えている。5番手はシングルエントリーの2号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・レーシング)。6番手に入った7号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)までが1分41秒台に入っている。
前日に行われたセッション1とセッション2で連続ベストを叩き出した12号車ポルシェ963(ハーツ・チーム・JOTA)は、トップから0秒860おくれての7番手。フェラーリAFコルセの51号車とAFコルセの黄色いフェラーリ499Pがこれに続き、20号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームWRT)がトップ10に食い込んだ。
BMWと同じくハイパーカーデビュー組のアルピーヌは36号車A424が12番手、1台体制の63号車ランボルギーニSC63は17番手、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定車で週末のデビュー戦に臨む11号車イソッタ・フラスキーニ・ティーポ6-Cはクラス最下位の19番手となっている。トップとのタイム差は3.102秒だ。
FIA GT3カーで争われるLMGT3では、Dステーション・レーシングの777号車アストンマーティン・バンテージGT3がクラストップに。アストンマーチン・ワークスドライバーのマルコ・ソーレンセンのドライブで1分54秒791を記録した。
日本籍のチームに0秒153及ばずクラス2番手となった54号車フェラーリ296 GT3(ビスタAFコルセ)に、小泉洋史組82号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(TFスポーツ)が続き、この上位3台のみが1分54秒台のタイムを刻んでいる。
1分55秒台の先頭は佐藤万璃音組95号車マクラーレン720S GT3エボ(ユナイテッド・オートスポーツ)。5番手につけた27号車アストンマーティン・バンテージGT3(ハート・オブ・レーシングチーム)を間に挟み、クラス6番手から8番手にはフェラーリ、シボレー、マクラーレン陣営の姉妹車が順序良く並ぶ結果となった。
木村武史もステアリングを握った87号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)は、クラス18番手で全37台が参加する最後のテストセッションを終えることとなった。
このあと現地14時(日本時間20時)から行われる最終セッション4は、26日(月)に行われたセッション1に参加しなかった28台が出走する予定だ。一方、ハーツ・チーム・JOTAの2台とイソッタ・フラスキーニ、LMGT3クラスのマクラーレン、シボレー、ランボルギーニのマシン計9台は、このセッション3をもってプロローグテストを完了している。
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