4/21発売 価格・サイズは?
執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)
【画像】どのカットが好き? ZR-Vとホンダアクセス用品装着車【デザイン/内装を見る】 全208枚
ホンダが、新型SUVの「ZR-V」を2023年4月21日に発売することが分かった。すでに販売店では受注を開始している。
ヴェゼルとCR-Vとの中間に位置する、新たなCセグメントのグローバルSUVだ。
今年9月に画像の一部やパワートレインなどのスペックが公開されていたが、今回は来春の発売に向けて、サイズ、主要な装備、そして車両価格なども発表された。
ZR-Vのボディサイズは、全長4570×全幅1840×全高1620mm。ホイールベースは2655mm。都会の街中で扱っても持て余すことはない、適度なサイズといえるだろう。
パワートレインは2種類。1つは、141ps/18.6kg-mを発生する2Lガソリンエンジンに184ps/32.1kg-mを発生する電気モーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV」。
もう1つは、178ps/24.5kg-mを発生する1.5LのVTECターボ。
グレードは、どちらも上級グレードの「Z」とエントリーグレードの「X」があり、それぞれFFと4WDが選べる。価格は、以下のとおりだ。
e:HEV X(FF/4WD):329万8900円/351万8900円
e:HEV Z(FF/4WD):389万9500円/411万9500円
X(FF/4WD):294万9100円/316万9100円
Z(FF/4WD):354万8600円/376万8600円
デザインにこだわりを感じさせるZR-Vについて、今回は内外装を中心に紹介していこう。
内装の質感とこだわり
インテリアは、素材そのものが持つ本来の美しさを素直に形状に落とし込み、必要な機能を際立たせていく手法を採った。
その本物らしさが色気となって、空間を包む、「グラマラスとエレガント」がコンセプトだ。
「加飾パネルをあえて使わない」とか、パドルシフトは手が小さい人でも使えるようにメタル製で“薄くてもしっかりしたもの”とするなど、細かな部分でのこだわりも感じさせる。
実車を目にすると、ひとつひとつの部品形状が美しく、機能性に裏付けされたデザイン・密度の高いディテールが、空間に心地良い緊張感を与えているのが分かるだろう。
センターコンソールはハイデッキタイプ。カップホルダーはシンメトリーで並列に並べて、ドライバーとパッセンジャーで動線をまたがない。
またラゲッジスペースもシンメトリーで、開口部やフェンダー内側、ドア内張り下部などの樹脂部には傷が付きにくいようなリブを入れるなど、使いやすさと機能性を両立した。
視界はどう? 後席について
ブラックとマルーンの内装も注目点の1つ。
ガラスパールを革調素材に混ぜたパール調プライムスムースという内装材や、経糸・横糸で異なる色を使ったシート地、ジグザグステッチなどを用いたキルティングレザーのシート地など、「心地良さ」を追求した素材を採用している。
パッケージングでは、車高の高いSUVだがセダンライクな乗車姿勢をとることができ、ドライビングポジションはシビックとCR-Vのほぼ中間となる。
しかも手前に引いたAピラーとハイ・アイポイントにより見通しが良好で、コーナー先の予測や右左折の状況が判断しやすい。
リアシートはシビックと同等のポジションとなり、セダンライクな姿勢で座り心地の良さを追求している。
全席で安心なポジションが取れるというのも、ZR-Vのセールスポイントだ。
後編では、スタイリングについて見ていこう。
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