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【AMGラインエクステリア標準】 メルセデス・ベンツCLEにカブリオレ発表 艶消しカラーも

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【AMGラインエクステリア標準】 メルセデス・ベンツCLEにカブリオレ発表 艶消しカラーも

ブランド唯一のカブリオレ

メルセデス・ベンツはブランド唯一のカブリオレとなる「CLE 200カブリオレ・スポーツ(ISG搭載モデル)」(以下、CLEカブリオレ)の発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は936万円。

【画像】メルセデス・ベンツCLE 200カブリオレ・スポーツとCLEのラインナップをみる 全162枚

CLEカブリオレは、スポーティーなエクステリアデザインとエレガントなインテリアを併せ持つオープントップモデルだ。キャビン内へ風の巻き込みを低減するフロントウインドウ上縁のウインドウディフレクターと後席後ろのドラフトストップより構成されるエアキャップや、首元を温めることができるエアスカーフにより、外気温が低い時のオープンエアドライブがより快適になる。

ソフトトップは時速60km以下であれば20秒以内に完全電動で開閉操作ができ、インテリアは、12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがコックピットを先進的かつ機能的に引き締めた。

オプションの本革シートは、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施され、また、メルセデス・ベンツのカブリオレで初めて後部座席の乗員用に2つの独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するプレ・セーフ機能とエアバッグにより乗員を保護する。

さらに、学習能力や使い勝手を高めた第3世代のMBUXも搭載。ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や予測提案を行うゼロレイヤーなど、新時代の室内環境を提供。

パワートレインは、ISGにより電動化された2L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、ゆとりのある走りを実現するという。

スポーツサスペンションが標準となる他、連続可変ダンピングシステム搭載のダイナミック・ボディコントロール・サスペンションをオプションで用意し、快適性を損なわずにスポーティでダイナミックなドライビングが楽しめると述べた。

主な特長

オープンエアドライブ

遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは室内のノイズレベルを大幅に抑制し、クローズ状態では室内の高い静粛性を実現する。

ソフトップの操作は停車中だけではなく時速60kmまで走行中でも可能で、作動時間は20秒以内であり、急に悪天候になった時でも物理ボタンによる操作で素早くソフトトップを閉じることが可能だという。

フロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップから構成される「エアキャップ」が空気の流れを上方に高く跳ね上げると共に後方から室内への風の巻き込みを低減する。

フロントシートに内蔵されたエアスカーフにより首元を暖めることで外気温が低い時でも快適なオープンエアドライブを楽しめるほか、フロントシートにはシートヒーターを備え、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択するとシートヒーターに加えシートベンチレーターが備わる。

遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは標準でブラック、オプションでレッド、グレーを用意し合計3色から選択可能だ。

安全性

CLEカブリオレは、強化されたボディシェル構造により、オープントップモデルでも高いレベルの安全性を備える。剛性の高いAピラーにより、万が一の横転の際に生存スペースを確保することもできるという。

また、後部座席用に新しく2つの独立したヘッドエアバッグを採用。衝突の影響を軽減するプレセーフ機能とエアバッグにより乗員を保護する。

インテリア

インテリアは、12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがコックピットを先進的かつ機能的に引き締める。

中央のメディアディスプレイは、ソフトトップ開放時に日光の差し込む向きが変わることで生じる光の反射を防ぐため、傾きを電動で調整する機能を備えており、美しく独創的なライティングが車内の洗練された雰囲気を一層高めるアンビエントライトプレミアムを標準装備する。

これは64色からカラーを選べる他、複数のカラーを組み合わせた演出も可能であることに加え、直接光と間接光の組み合わせが先進的に車内を彩るばかりでなく、アクティブブラインドスポットアシストの降車時警告灯としても機能するという。

CLE専用に開発されたフロントシートは、スポーティなデザインを採用した一体型スポーツシートとなりドライビングマインドを刺激する。

シート素材は標準でレザー・アルティコ(ブラック)、オプションで4色の本革内装を用意。本革内装を選択した場合は、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)も装備され、前席乗員に極上の快適性を提供する。

本革シートには、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施されており、また、ソフトトップを閉じた状態でも、涼しいシートのおかげで車内が熱くなることが少なくなるメリットも併せ持つ。

オプションのブルメスター3Dサラウンドサウンドシステムと組み合わせると、フロントシートのヘッドレストに2つのスピーカーが配置され合計17個のスピーカーが搭載される。

便利機能はどんな感じ?

MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)

これまで以上に学習能力を高めた第3世代のMBUXを採用した。ルーティン機能の搭載やさらに使い勝手の良くなったメニューや音声認識など、大幅に進化したデジタル体験を提供し、メルセデスのクーペとして最もインテリジェントなモデルとなっているという。

ハイ、メルセデス:音声アシスタント

音声アシスタント「ハイ、メルセデス」は、メルセデス・ミー・アプリ内のオンラインサービスを起動することで、優れた対話と学習機能を発揮する。新採用のジャスト・トーク機能により、音声操作をキーワードの「ハイ、メルセデス」を発話せずに行うことができるようになり、利便性が高まったと発表した。この新機能が起動すると、ディスプレイ上部に赤いマイクのマークが表示され、車両がボイスコマンド待ちの状態となる。

パーソナライゼーション

パーソナライゼーション機能では、ユーザー個々のプロファイルを作成し、運転席のシートメモリーやミラー位置の設定、アンビエントライトのカラー設定、お気に入りのラジオ放送局、その他の機能を保存できるようになっている。パーソナルプロファイルへのアクセスは指紋や声による生体認証に対応しており、利便性だけではなくセキュリティも高めている。

ルーティン

日々行う車内での操作を簡略化するルーティン機能を搭載。日々の乗車中に行う操作の流れを「ルーティン」として組み立て、一定の条件を満たした場合に各種機能を作動させることで、ドライバーの車内での操作負担を軽減するという。

あらかじめいくつかのテンプレートが用意されている他、ユーザー自らルーティンを作成することもでき(例:「室内の温度が12℃以下になった場合、シートヒーターをオンにしてアンビエントライトを暖かなオレンジにする」など)

ゼロレイヤー

よりシンプルかつ柔軟な新しいユーザーインターフェースであるゼロレイヤーを採用。ユーザーの習慣や状況に応じて、各種情報や機能を流動的かつ予測的に表示する先進的なインターフェースだという。トップ画面上に必要な情報や機能が必要な時に表示されるため、ユーザーはメニュー画面を呼び出し階層を辿ったり、画面をスクロールして目的の機能を呼び出す必要がなくなるなど、操作負担を大幅に低減する。

MBUX ARナビゲーション

フロントウインドウのカメラが捉えた周辺の映像にナビゲーション情報を重ねて表示するMBUX ARナビゲーションを標準装備。AR(拡張現実)を利用したナビゲーションシステムによって、メディアディスプレイ上にライブ映像を表示。右左折が必要なタイミングが近くなると、ライブ映像上に矢印などの補足情報が表示されるため、ドライバーは直感的にどこに進むべきかを判断することが可能となる。

カブリオレとしての特長

トランク

容量385リッター(ソフトトップを収納した状態で295リッター)のトランクは、日常の使用に実用的な容量を備えており、必要に応じて、60:40の分割可倒式リアシートのバックレストを倒すことで、長尺物の搭載が可能となる。

また、両手がふさがっているときでも、リヤバンパー下部に足を近づけるだけでトランクを開けることができるフットトランクオープナーを標準装備した。

エクステリア

フロントデザインは、立体的なスターパターンを採用したワイドなAシェイプのフロントグリル、僅かに逆スラントとしたシャークノーズ、スリムなフルLEDヘッドライト(デジタルライト)、空力性能に優れた力強いフロントエプロンが逞しくも美しい印象を与える。

また、ロングボンネットに配されたパワードームもフロントマスクのダイナミックな印象を強調する。

サイドは、ヘッドライト/リアコンビネーションランプからそれぞれ伸びる前後のライン、ドアパネル下部を後方に向かって僅かに上昇しながら貫くライン、これら3本のラインが伸びやかなサイドの優美な曲面に絶妙なエッジを加えることで面の美しさを強調。

同時に力強く張り出した前後ホイールアーチを印象的に引き立てている。また、アルミホイールは標準で19インチ、オプションで20インチを用意。どちらもスポーティかつ精悍なスタイリングを強調する。

リアは、力強く張り出したフェンダーとスポーティなデザインのリアエプロン、左右をダークレッドのトリムでシームレスに繋いだ2ピースデザインのスリムなリアコンビネーションランプが、上質で存在感のあるリアエンドを形成した。

なお、今回導入するCLEカブリオレは、AMGラインエクステリアが標準採用され、力強くスポーティなスタイリングとなっており、ボディカラーはマグノ(艶消し)カラーを含む9色から選択が可能となる。

肝心の走りと最新装備

パワートレイン/走行性能

ISGにより電動化されたパワートレインは、スムーズで滑らかなドライビングをもたらし、専用のサスペンションがスポーティなドライビングにも対応。ダイナミックなスポーツ走行からコンフォートクルージングまで楽しめるとメルセデスは語る。

2L直列4気筒直噴ターボエンジン(M254)+ISG

最高出力204ps/最大トルク32.63kg-mを発揮する2L直列4気筒エンジンがトランスミッションの間に配置される第2世代のISGと組み合わされ、短時間、最大で23ps/20.90kg-mの電動ブーストが可能となる。

トランスミッション

トランスミッションには9Gトロニック・オートマチックトランスミッションを採用。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現するという。

スポーツサスペンション

通常走行時にはしなやかで快適な乗り心地でありながら、ハードなコーナーリング時など一定以上の負荷がかかった場合に、瞬時に減衰力を高められるセレクティブダンピングシステムを採用したスポーツサスペンションを標準装備する。

ダイナミック・ボディコントロール・サスペンション

連続可変ダンピングシステム搭載のダイナミック・ボディコントロール・サスペンションをオプション設定。路面状況やドライビングスタイルに応じてサスペンションセッティングを調節することで、俊敏なハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立する。

ダイナミックセレクト

ドライブ、ステアリング、ESP、サスペンション、サウンドの設定を統合制御するダイナミックセレクトを標準装備。「エコ」/「コンフォート」/「スポーツ」/「インディヴィジュアル」の計4つの走行モードによって、車両の特性を瞬時に切り替えることが可能となる。

これにより、モードを切り替えるだけで、ダイナミックなスポーツ走行からコンフォートクルージングまで様々なドライビングフィールを味わうことができる。

インテリジェントドライブ

最新世代のインテリジェントドライブが高度な安全性と快適性を提供。CLEでは革新的なヘッドライトであるデジタルライトをはじめ、各種レーダーセーフティ機能、各種駐車支援機能が標準で搭載される。

デジタルライト

片側100万画素以上の高解像度を誇るデジタルライトを標準装備。対向車や標識への遮光を極めて精密に行うと同時に、配光制御も飛躍的に高精度化したことに加え、照射距離を大幅に拡大するウルトラハイビームや対向車や前走車などを検知しハイビームが当たらないよう照射範囲を調節するアダプティブハイビームアシスト・プラスも備わる。

レーダーセーフティ

Sクラスに搭載されるメルセデス・ベンツの安全運転支援システムを標準装備。ドライバーの負担を減らす機能や様々な状況下で事故を未然に防ぐ機能、事故を避けられない場合に最大限乗員を保護する機能など、全方位でサポートが行われる。

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