出力は300hpを発揮し、70kWhバッテリーパックにより1充電の航続距離は400km以上を実現
BMWは現在、主力モデル『5シリーズ セダン』次期型を開発しているが、そのフルエレクトリックバージョンとなる「i5」(仮称)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
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キャッチした開発車両は、フロントドアとリアバンパーに「Electric Test Vehicle」(電気テスト車輌)のステッカーが貼られているほか、エキゾーストパイプが装備されておらず、一見してEVモデルであることがわかる。
厳重なカモフラージュによりデザイン詳細は不明だが、最も注目すべきは同社他モデルと比較して、傾斜したノーズとコンパクトなキドニーグリルだ。グリルはフードとバンパーにうまく溶け込んでおり、メガキドニーグリルではない可能性が高い。またヘッドライトはシャープに見え、上部に取付られている点からも、「X8」、「X7」改良新型、そして「7シリーズ」が搭載するであろう上下二段のスプリットヘッドライトは採用しないようだ。
サイドではフラッシュドアハンドルを装着、後部では現行型よりトランクリッドがわずかに傾斜し、よりスポーティなボディシルエットが期待出来そうだ。また現在流行の全幅LEDストリップテールライトも採用していない様子もうかがえる。
2023年モデルとして、2022年内に登場する5シリーズ(G60シリーズ)新型は、さまざまなガソリンエンジン、ディーゼルエンジンのほか、プラグインハイブリッド、フルエレクトリックモデルなど多彩なラインアップとなる。EVバージョンとなる「i5」では、「iX xDriv40」と仕様の一部を共有するとみられ、リアに電気モーター、オプションでフロント車軸にもう1つを搭載、出力合計で300hpを発揮し、0-100km/h加速は6秒のパフォーマンスが予想される。また70kWhバッテリーパックを積み、1回の充電による航続距離は400km以上となる。
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みんなのコメント
何の変哲もない80年代のクルマみたいだな。