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日本人は6名。史上最多62台による2019年ル・マン24時間、全参戦ドライバーが発表

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日本人は6名。史上最多62台による2019年ル・マン24時間、全参戦ドライバーが発表

 ACOフランス西部自動車クラブは5月14日、開催が約1カ月後に迫った第87回ル・マン24時間レースに参戦する全186名のドライバーを記した最新版エントリーリストを発表した。
 
 ル・マン24時間をシリーズのハイライトに位置づけるWEC世界耐久選手権で、史上初めてとなる年跨ぎのシーズンとなった2018/2019年“スーパーシーズン”は、開幕から13カ月後の2019年6月12~16日にフランス、ル・マンで行われる87回目のクラシック・エンデュランスイベントでグランドフィナーレを迎える。

 前年の第86回大会ではシリーズ最高峰のLMP1クラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racingが、8号車トヨタTS050ハイブリッドと7号車トヨタTS050ハイブリッドによるワン・ツー・フィニッシュを飾り、トヨタ初のル・マン総合優勝を達成した。今月4日に行われたWEC第7戦スパ・フランコルシャンでチームタイトルを決めた陣営にとっては、2019年大会は日本メーカー初の“ル・マン連覇”が懸かるレースとなる。
 
 そんなル・マン24時間は今季、これまで最大数を60としてきたエントリー枠をふたつ増やし、最大62枠とすることを4月16日付けでアナウンス。あわせて参戦する全62台のマシンと出場チーム、1名以上の登録ドライバーが公開されていた。
 
 今回、ACOから発表されたエントリーリストでは上記の記載事項に加えて、各チームに認められている3名までの登録ドライバー名が明らかになっている。そのなかでも、日本のモータースポーツファンが気になるのは日本人ドライバーの存在だろう。
 
 今季のWECにはトヨタの8号車でル・マン連覇を狙う中嶋一貴と、同7号車でル・マン初優勝に燃える小林可夢偉に加えて、自チームを立ち上げてLM-GTEアマクラスに挑戦している石川資章がフル参戦中だ。
 
 伝統の耐久イベントではここにAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズを全戦全勝で勝ち上がり、LM-GTEアマクラスでのル・マン出場権を掴み取ったCARGUY Racingの木村武史とケイ・コッツォリーノが加わる。
 
 また、同クラスの強豪チームのひとつであるデンプシー・プロトン・レーシングからは、WECスーパーシーズン第4戦富士で鮮烈なポールポジションデビューを果たし、決勝でも力走をみせた星野敏が88号車ポルシェ911 RSRの第1ドライバーとして名を連ねた。

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 この他、トヨタのライバルであるリベリオン・レーシングのアンドレ・ロッテラーや、SMPレーシングでジェンソン・バトンの代役を務めることになったストフェル・バンドーンなど、日本にゆかりのある外国人ドライバーも多数LMP1、LMP2、LM-GTEプロ、LM-GTEアマの4クラスから参戦する見込みだ。最多20台がエントリーしているLMP2クラスではロイック・デュバル、アンソニー・デビッドソン、ニコラ・ラピエールらが激突する。
 
 さらに“激戦区”のGTEプロクラスでは、鈴鹿1000kmの第3ドライバーとして度々来日している元DTMドライバーのアウグスト・ファーフスや2019年、ニッサン陣営からスーパーGT GT500クラスに復帰したフレデリック・マコヴィッキィがメーカーワークスドライバーとして参戦予定だ。
 
 WEC史上初の1シーズン2度のル・マン開催、過去最多62台のエントリー、日本メーカー初の挑戦と、初めてづくしとなる2019年のル・マン24時間。レースウイークは6月12日のプラクティスを皮切りに13~14日に計3回の公式予選が行われ、15日のウォームアップを経て、同日15時(日本時間22時)から24時間に渡って続く、長く厳しい戦いがスタートする。

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