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新型シャオペンG6 約420万円から中国発売 航続580km以上、欧州でも来年販売へ

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新型シャオペンG6 約420万円から中国発売 航続580km以上、欧州でも来年販売へ

中国初クーペSUV 欧州導入も

中国のEVブランドであるシャオペン(小鵬汽車、Xpeng)は、新型のミドルサイズSUV「G6」を中国で発売した。ノルウェー、オランダ、スウェーデン、デンマークなど一部の欧州諸国では来年発売される予定だ。

【画像】中国シャオペンの最新EV、デビュー【新型シャオペンG6と既存のモデルを写真で見る】 全47枚

シャオペンG6の価格は、ベースとなるシングルモーター後輪駆動モデルが20万9900人民元(約420万円)から、上位のデュアルモーター四輪駆動モデルは27万6900人民元(約550万円)からとなっている。

シャオペンは、すでに3万5000台の受注を確保していると述べている。66.0kWhのリン酸鉄リチウムイオン(LFP)または87.5kWhのリチウムイオンバッテリーが選択可能で、中国の小型乗用車テストサイクル(CLTC)での航続距離は前者580km、後者755kmとされている。

同社によると、新しい電気アーキテクチャーと3Cセルのリチウムイオンバッテリーにより、高出力のDC充電器で10分間に航続距離300km分の充電が可能だという。

冒頭の欧州諸国に続き、英国でも導入が検討されているが、右ハンドル車の生産開始時期はまだ確定していない。

シャオペンのラインナップには、ミドルサイズSUVのG3、セダンのP7およびP5、ラージSUVのG9がある。

最新ADAS ハンズオフにも対応

G6は、シャオペンで初めて新開発のEV用プラットフォーム「SEPA 2.0」を採用。最大480kWのDC充電に対応する800V電気アーキテクチャーなど、従来車から大きく飛躍した性能がもたらされた。

さらにG6には、先進運転支援システム「XNGP」の最新バージョンが搭載される。LiDAR、ミリ波レーダー、超音波センサー、カメラなど31種類のセンサー類が組み合わされており、508Tops(毎秒508兆回)の演算能力を持つデュアルOrin-Xマイクロチップにより、高精度の地図がある地域や法的に認可された場所でレベル3のハンズオフ運転が可能だという。

XNGPの機能としては他に、障害物回避、信号認識、自動車線変更追い越しなどがある。

エクステリアデザインとしてはクーペSUVのスタイルをとっている。全体的にシャオペンの最新モデルに共通の系譜を採用しており、グリルレスのフロントエンド、大きく傾斜したテールゲート、フルワイドのフロント&リアライト、フラッシュ式ドアハンドルなどを特徴とする。

G6のサイズは全長4753mm、全幅1920mm、全高1650mm、ホイールベース2890mm。同クラスのテスラ・モデルYと比較すると、全長は3mm長く、幅は58mm狭く、26mm高く、ホイールベースは1mm短い。

ホイールの直径は18インチから20インチまで選べる。

シャオペンはG6の空気抵抗係数(Cd値)を0.248としている。ちなみにテスラ・モデルYのCd値は0.23である。

ボディ構造としては、フロントとリアに一体化されたアルミキャストを初めて採用し、従来のモデルより83%高い剛性を実現したとされる。

ディスプレイ中心のシンプル設計

室内では、ツインスポークのオーバル型ステアリングホイール、シャオペンのオペレーティングシステム「Xmart 4.0」を搭載した10.2インチおよび15.0インチのインフォテインメント・ディスプレイ、ヒートポンプ式エアコンシステムを備えたシンプルなデザインが採用されている。

最大5人乗りで、トランク容量は571L、リアシートを畳むと最大1374Lとなる。

シングルモーター後輪駆動モデルは最高出力296ps、最大トルク44.9kg-mを発生。デュアルモーター四輪駆動モデルは合計出力486ps、最大トルク67.3kg-mを発生する。

シャオペンによると、デュアルモーター四輪駆動モデルの0-100km/h加速は3.9秒だという。

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