1/1000秒以内に作動してライダーを守る！オートリブとピアッジオグループが二輪車用エアバッグを開発

都市化や都市の高密度化が進み、さらに二輪車の実用性および使い勝手の良さから、二輪車の人気が高まり続けている。

そんな中、オートリブとピアッジオグループは、ライダーの安全性の向上に向けて、二輪車用のエアバッグを共同開発した。

スクーターとモーターサイクル用のエアバッグ

エアバッグの開発を通じて、二輪ライダーに更に優れた保護機能を提供し、走る喜びを届けることを目的として、両社は共同開発契約を締結した。エアバッグは車両のフレームに取り付けられ、1/1000秒以内に作動する。

現在、スクーターやモーターサイクルにはABS（アンチロック・ブレーキ・システム）やASR（駆動輪空転防止装置）などの高度な安全システムが装備されており、エアバッグの装着は、安全への取組みの更なる発展につながる。

オートリブ 最高経営責任者兼社長のミカエル・ブラット

「Saving More Lives（より多くの命を救う） というビジョンの基、オートリブはモビリティと社会のために世界レベルの救命ソリューションを提供することを約束します。

そのために、当社は特に交通弱者を保護する製品を開発しています。これらの製品の開発は、当社のサステナビリティへの取組みに不可欠なものであり、2030年までに年間10万人の命を救うという目標に向けた重要なステップとなります」とコメントしている。

構成／ino.

Comments

ホンダのゴールドウイング用エアバッグが世界初だったと思う。
自動車の安全装置の開発設計しているときにホンダから二輪用エアバッグの特許が出てきてアホチャウかと笑ったが、まじめにつくったからビックリだった。
ゴールドウイングくらいの重量車なら、軽自動車程度なら衝突時に良い勝負するだろうから、車体が保護してくれるならエアバッグは有りだが、軽量二輪ならバイクから離れた方が安全かも知れない。

ホンダ「バイクにエアバックか…すごいですね。」