世界限定3000台
ミニ・ジョン・クーパー・ワークスGPが、グッドウッド・フェスティバルのヒルクライムに登場した。英国のミニ・ファンにとっては、300ps超えのホットハッチを初めて目にする機会だ。
出走したのは、先日のニュルブルクリンク24時間耐久レースで初公開されたばかりのカモフラージュ付きプロトタイプ。市販モデルは、全世界で限定3000台が販売される。これは、先代にあたるミニGPと比較して1000台多い生産枠となる。
また、4気筒ガソリン・ターボは300ps超えの出力になることが、すでに明かされている。つまり、公道走行可能なミニとして歴代最強であり、最速のモデルということになる。
スペックの詳細は明かされていないが、ミニGPが記録した8分32秒というノルドシュライフェのラップライムをターゲットにして、開発を進めているという。
開発初期のプロトタイプでは、すでにそのタイムを30秒は刻んだというから、そのパフォーマンスには期待が膨らむばかりだ。
欧州における発売は2020年を予定している。
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