6月29日(土)~30 日(日)に千葉県幕張メッセで『東京アウトドアショー2024』が開催された。このイベントは、旬のアイテムをじっくりとチェックできるアウトドア系の展示会と少し違う面がある。それは、自動車メーカーとアウトドアブランドとのコラボレーションを積極的に“魅せる”ことで、アウトドアカルチャーの新たな魅力を発信しているところだ。
参加した自動車メーカーはジープ、レクサス、ミツビシ、スバル、マツダ、ルノーなど。どのメーカーも最新SUVを主力車種に位置付けている。また、新車以外にも腕自慢のショップが仕上げたカスタムカーも数多く出展していた。
ホンダ、新型フリードを6月28日に発売。e:HEV搭載ハイブリッドと1.5Lガソリンで250万円から
アウトドアカルチャーを盛り上げてくれる多種多様なアイテムが一堂に揃うなか、特に際立っていたのが、キャンプの前線基地として活用できるテント系のアイテムだ。
クルマのルーフ上に設置する“ルーフテント”は、すでに定番アイテムとして認知されており、様々なメーカー&ブランドの製品が魅力をアピールしていた。また、牽引トレーラーと組み合わせたカーゴタイプも大きな注目を集めていた。
そして、キャンプをより便利にしてくれる電化製品の充実ぶりも印象的。特に電気を貯められる大容量ポータブル電源や、冷気を吹き出すモバイルクーラーは、キャンプユーザーからも引き合いが多いアイテムだ。
ここでは、『東京アウトドアショー2024』で見つけた注目のクルマやキャンプ系アイテムを紹介していこう。
* * * * * *
■レクサス/スノーピーク
レクサスは、ブランド第3のシリーズとして展開中の『レクサス オーバートレイル プロジェクト』の車両を展示。GX550オーバートレイル+には、スノーピークのテント付きカーゴトレーラー『フィールドトレーラー』を牽引。キャンプを宿泊手段として楽しむ提案を行っていた。
今回のイベントでレクサスはスノーピークとコラボレーション。ブースには、スノーピークの最新アイテムも展示されていたが、その中でも異彩を放っていたのが、大人2名でのキャンプの基地を想定した2ルームシェルター『セイズPro』。コンパクトなサイズにこだわりつつも必要な機能は削がれていないプロ仕様のアイテム。シリコンポリエステル素材を用いたテント地や軽量かつ組み立てやすいフレーム構造により、初心者でも扱いやすい。
■ミツビシ/コールマン
ミツビシはコールマンとともに出展。ブースの目玉は、発売されたばかりのピックアップトラックの『トライトン』。たくさんのアウトドア用品を積み込むことで、荷台長の長さ(最大1470mm)と幅(最大1525mm)をアピールしていた。レジャービークルとしての適性の高さを訴えていた。
■ジープ/A&F
ジープは老舗アウトドアブランドA&Fとコラボしたブースを展開。中央には今春に日本上陸したばかりの最新モデル『ラングラー』をA&Fのファッション感度の高いアウトドア関連グッズとともに展示していた。
■ボルボEX30
電動時代にいち早く舵を切ったボルボ。ブースにはボルボ史上最小SUVのピュアEV『EX30』を展示。サスティナブル素材をふんだんに用いたプレーンなキャビンも魅力的だが、ルーフレールを活用すればアウトドアグッズの運搬も楽々とこなせる。
■ルノー・カングー
カングーは、広く快適なキャビン空間を持つことで、アウトドアキャンパーからも人気が高いモデル。その魅力をさらに高めてくれるのが、豊富に用意されるアウトギア系の純正用品たちだ。純正サイドタープを設置すれば、手軽にキャンプで重宝できる秘密基地が誕生する。
■BRAT/ハイエース
全国各地にアウトドアカスタムをメインとしてディーラー網を展開しているBRAT。そのブースに展示されていたハイエースのカスタム仕様は、オリジナルのアースカラーを内外装に配色した一台。丸目のフェイスやATタイヤでアウトドアイメージを上手にプラスしたほか、室内も木目インテリアでまとめていることが魅力。見た目と機能性を上手に盛り上げていたのが印象的だ。
■BYD
実用的なBEVモデルを展開しているBYDブースには、同社の主力コンパクト『ATTO 3』を展示。大容量バッテリーを積んでいるメリットはアウトドアレジャーで活用できると、外部給電機能『V2L』の実力を主張する。
■ホンダN-VAN e:
今秋に発売予定のホンダの軽商用BEV『N-VAN e:』。展示車はキャビン内に移動オフィスを設けているほか、最大出力1500Wの“走る蓄電器”としての性能も誇る。
■ホンダ・ヴェゼル
写真は、今年4月のマイナーチェンジ時に追加されたアウトドア仕様『ヴェゼル e:HEV X Hantパッケージ』。プロテクター風加飾やルーフレール、さらに荷室に防汚タイプのラゲッジカバーを配置することで、アウトドアギアとしての適性の高さを誇る。
■マツダCX5
マツダブースに展示していた『CX-5フィールドジャーニー』には、トレイラー専門メーカー『ブラストトレイル』のカーゴトレーラーを接続。トレーラー上にルーフテントを設置することで、本格キャンプでも大活躍できる仕様になっていた。牽引免許なしでOKということもあって大きな注目を集めていた。
■スバル
スバルの主役は、現在ヒット中の『レヴォーグ レイバック』。ブースにはディーラーで人気の外装オプション『プレミアムアーバンパッケージプラス』を装着したデモカーを展示していた。
■シノビアウトドアデリカ
“すべて車に積める”をコンセプトにオリジナルアイテムを展開するアウトドアブランド「シノビ」。このデリカD:5も“どこでもキャンプ”がコンセプト。ウインドウサイズに合わせて設計された収納ボックスや、車中泊に便利なエアマット、ルーフテントなど、キャンプシーンの現場で高く評価されている注目アイテムが備わっていた。
■フレックスカスタム
写真のハイラックスは、荒野を車中泊しながら旅をする、オーバーランドというスタイルを意識したカスタムモデル。荷台にAlu-Cab社製アルミ製キャノピーを積むことで荷物類を安全に運搬できるほか、ハードシェル上にはルーフテント、左サイドには最大270度の日陰を作ることが可能な大型オーニングまで完備。旅をとことん楽しみたいユーザーに向けた1台に仕上げられている。
■スプリンターライフ
バンは荷物は積めるけど、走りは……。それでも走りの良さが欲しい、というユーザーにこそ注目して欲しいのが、スプリンターライフが提案するメルセデス・ベンツのフルサイズバン『スプリンター』だ。この車両は最もベーシック仕様の『L2H2』モデル。カーゴは空っぽの状態だが、各種架装も自由自在とのこと。
■VPLTS240サバイバル
クラシックボルボの名車『240』をベースにカスタマイズ。車中泊×防災をコンセプトに、室内は二段式のベッド、ボディ左側には軽量アルミ素材のサイドオーニングを配置するなど、大人数がくつろげる空間を提供する。
■SUBU
寒い時期でも素足で履ける秋冬のサンダルとして人気のSUBU(スブ)。起毛加工の内側の生地と4層構造のインソールが生み出す履き心地の良さはアウトドアシーンでも活躍していることはご存知のとおり。今回のショーではアウトドア雑誌GO OUTとのコラボから生まれた『SUBU ×GO OUT KHAKI』も展示されていた。
■ボージーアールブイ
アウトドア家電をアピールするボージーアールブイのブースには、レジャーシーンで重宝できそうなアイテムが展示。なかでも人気はポータブルエアコンとポータブル冷蔵庫のふたつ。風や雨にも耐えられるように設計されている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
高速道路を使わないユーザーには無駄? 「三角表示板」がなぜか標準装備にならないワケ
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?