2024年F1ベルギーGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2位、ランド・ノリスは5位だった。トップでフィニッシュしたジョージ・ラッセル(メルセデス)がレース後に失格になったことにより、ピアストリとノリスはそれぞれひとつ順位を上げた。
5番グリッドスタートのピアストリは、最終スティントでシャルル・ルクレール(フェラーリ)の前に出て3番手に浮上。終盤、前を走るメルセデス勢とのギャップを急速に縮めていき、最終的に前のルイス・ハミルトンに0.647秒差まで詰め寄った。
【追記】ラッセル失格によりハミルトンが今季2勝目飾る。RBリカルドが繰り上がりで入賞【決勝レポート/F1第14戦】
ノリスはスタートで4番手から7番手に後退、長めのファーストスティントを走る戦略を採り、1回目のピットストップの後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろに落ちた。フェルスタッペンに僅差に迫ったものの、最後まで抜くことはできなかった。
コンストラクターズランキング2位のマクラーレンは今回合計28点を獲得、首位レッドブルは19点にとどまったため、その差は42点に縮まった。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(44周/44周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
この結果に満足だよ。レースをうまくコントロールできたと思う。今日はこれ以上のことはできなかっただろう。多くのことを正しく実行し、自ら最高のチャンスをつかんだ。最終的に(勝つには)十分でなかったけどね。
自分にとってもチーム全体にとっても、本当に良い2週間だった。たくさんのポイントを獲得し、今日もコンストラクターズ選手権トップのレッドブルとの差を縮めることができた。
そういうポジティブな要素を感じながら、サマーブレイクに入ることができる。皆が休みを楽しみにしているはずだ。もちろん僕もだよ。リラックスする時間を過ごして、後半戦にはさらに強くなって戻ってきたい。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(44周/44周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
僕にとって期待外れのレースだった。ターン1でコース外にはみ出してしまい、それによって良いポジションを失った。オーバーテイクの機会がなく、挽回するのが難しかった。
マシンのペースは良かった。チームは今シーズンここまで、素晴らしい仕事をしてくれている。
これからサマーブレイクに入り、リセットして、さらに強くなって戻って来る。来月のザントフォールトではトップ争いをすることを目指すよ。
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