MotoGPは現在、日本メーカーが勢いを失いヨーロッパ勢の台頭が著しい。この状況には長く”日本車”に乗って活躍してきたレジェンドライダーのバレンティーノ・ロッシも心配している様子だ。
ロードレース世界選手権ではここ50年近く日本メーカーが最高峰クラスを支配してきた。1975年にジャコモ・アゴスチーニがヤマハでチャンピオンに輝いてイタリアブランドの時代を終焉に導くと、以後は最高峰クラスで王座を日本勢がほぼ独占してきたのだ。
■まるで人間コンピュータ! ケーシー・ストーナーの”神業”が今の強いドゥカティを生んだ?
しかし2010年代後半から、あきらかにその潮流には変化が発生していた。
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