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アラン・マクニッシュがWEC、IMSA両セブリング戦のグランドマーシャルに就任

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アラン・マクニッシュがWEC、IMSA両セブリング戦のグランドマーシャルに就任

 元アウディワークスドライバーでセブリング12時間通算4勝を挙げているアラン・マクニッシュが、3月14~16日に開催されるWEC世界耐久選手権第6戦セブリング1000マイルとIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦セブリング12時間の両レースでグランドマーシャルを務めることが分かった。

 2013年の引退後もアウディと関わりを持ち現在はABBフォーミュラEに参戦しているアウディのワークス部隊、アウディスポーツ・アプト・シェフラーのチームプリンシパルを務めているマクニッシュ。

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 3度のル・マン24時間総合ウイナーにして2004、2006、2009、2012年の4回に渡ってセブリング12時間を制しているレジェンドは、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイを舞台に行われるWECとIMSAの歴史的併催イベント“スーパーセブリング”でカムバックを果たし、両レースを見守ることになる。

「WECとIMSA、どちらのイベントでもグランドマーシャルという役目を与えられたことをとても誇りに思う。今から週末が楽しみだよ」と語るのはマクニッシュだ。

「セブリングは素晴らしいオールドトラックであると同時に、そこにはファンタスティックなファンと信じられないようなレースが待っているんだ」

「僕はセブリング12時間で4回優勝し、さらに幸運なことに何年にも渡って非常に多くのバトルと素晴らしいレースの思い出を積み重ねることができた。ここでの勝利はより重要な優勝になる。なぜなら技術面や身体面などあらゆる挑戦に打ち勝ったことを意味するからだ」

 今戦のグランドマーシャルにマクニッシュを指名したふたつのシリーズは、この選択が最適であると信じている。

「2019年のIMSA創立50周年記念式典の一環として、セブリング12時間のグランドマーシャルにアラン(・マクニッシュ)を選出したのは完璧な人選であると考えている」とIMSAのスコット・アサートン会長。

「アランの名前とアウディの功績は、ル・マンや世界中の他の歴史的なスポーツカーレースの場でそうであるようにセブリングでも伝説であり、“モービル1 セブリング12時間”の歴史にも卓越した存在として刻まれている」

「彼はファンからの人気も高く本当に素晴らしい人物だ。この週末に行われる壮大なイベントにぴったりのグランドマーシャルだろう」

 また、WECのジェラール・ヌーブCEOも「コメンテーターやジャーナリストとしてのアランのスキル、そして今やチーム代表としての彼の成功や過去レースキャリアにおいて、これに匹敵する者はほとんどいない」とマクニッシュを高く評価している。

「セブリングでの彼の成功は、ファンにとっても選手権に参加する者たちにとってもアランがここに戻ってくることを、より意味のあるものにしている。我々はアランが歴史的イベントが行われる週末にグランドマーシャルとして働くことに同意してくれたことをうれしく思うよ。彼ほどこの役にふさわしい人はいないからね」

 4度のセブリング12時間ウイナーであると同時にIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の前身のひとつ、ALMSアメリカン・ル・マン・シリーズの2000、2006、2007年チャンピオンでもあるマクニッシュ。そんなレジェンドが大役を務めるレースは3月15日16時(日本時間16日5時)からWECの1000マイルが、翌16日10時40分(日本時間同日23時)からIMSAの12時間レースがスタートする予定だ。

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