F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、アンドレッティ・キャデラックのF1参入申請の審査については、適正な手続きが行われたと主張、参入の可能性を却下したことを正当化した。
アンドレッティ・キャデラックのF1プロジェクトは、モータースポーツの統治機関FIAから2023年10月に承認を受けた。しかし、実際に参戦するには、F1の審査をパスする必要があった。
GM、アンドレッティのF1参戦申請書は「双方の能力を明確にした」と内容に満足。一方でFOMとのさらなる議論を望む
F1は今年1月にアンドレッティのエントリーを却下。アンドレッティとゼネラルモーターズの両方がF1の説明に異議を唱え、一般からもF1の決定への批判が出ている。
F1は、キャデラックが独自のパワーユニットを持ち込む2028年にはアンドレッティの参入を認める可能性を残している。ただ、この場合、新しいコンコルド契約に基づいて判断がなされるため、現在とは異なる条件が適用される可能性がある。
先週、F1の2023年決算発表に続いて行われたウォール街のアナリストらとの電話会議で、ドメニカリはこの件について初めて公の場で語った。
ドメニカリは、F1はアンドレッティ・キャデラックの審査を行うなかで確立された手順に従ったと繰り返し述べ、決定を導いたそのやり方を支持した。
一方で、ドメニカリは、11番目のチームの可能性について、今後議論の必要があることを認めている。この問題は、今後のコンコルド協定の交渉に組み込まれる予定だ。
「それがコンコルド協定に関係するポイントであることは間違いない」とドメニカリは、11番目のチームをグリッドに加えることについてコメントした。
「これは、我々が行う必要のあるさまざまな評価に関して、FIAとFOMが共同で行わなければならないものだ」
「そのため(アンドレッティ・キャデラックに)起きたことに関しては、手順が守られ、正しい方法で結果を出せたと考えている」
「将来については、もちろんチームと話し合いをすることになる。今年中に適切な商業的および技術的提案を、状況に応じて議論することになる」
F1の次期コンコルド協定については幅広い議論が行われているが、ドメニカリは近い将来、F1のチームと話し合い、将来の協定の詳細を調整する予定だ。
「コンコルド協定の更新について、間もなくチームと話し合う予定だ」とドメニカリは語った。
「基本的に我々がチームと共有している見解では、大筋で今回のコンコルド協定に大幅な変更は必要ないとされている」
「もう間もなく(話し合いを)始めるつもりだ。シーズン末前に確定すべき優先事項があった。事前に解決する必要があることについて、レギュレーションやその他の問題を話し合った」
「この議論を始める時が近づいている。もう間もなくのことだ」
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