この記事をまとめると
■2019年に日本で限定販売されたモデルが世界展開されることとなった
スズキでプジョーとGMを販売! マツダでシトロエンとランチアが買えた! かつて日本車ディーラーで「輸入車」を売った時代があった
■フランスのファッションブランド「セントジェームス」とのコラボモデル
■シートや外装が特別仕立てとなっている
日本で人気だった限定車が復活。そして世界規模でも販売決定!
シトロエンの「C3」は、ドアに設けられたエアバックがなんともシトロエンらしい独創的なアイデアで人気の高いコンパクトカーだ。
そんなシトロエン「C3」に、同社と同じくフランスを代表する100年を超える歴史を持つファッションブランド「セントジェームス」とコラボした限定車が”再”登場した。
じつはこのモデル、日本独自企画の限定車として2019年に販売されていたモデル。そんな限定車が、セントジェームスと同じくフランスにあるシトロエン本社の耳に入り、この度、世界展開となって販売されることとなったのだ。もちろん日本もその対象だ。
今回のこの「C3 セントジェームス」は、上級グレードSHINEをベースとし、セントジェームスにインスパイアされた特別なディテールが備える。ルーフには青、赤、白のトリコロールと「SAINT JAMES」のロゴが入ったステッカーを、Cピラーにもトリコロールのステッカーをあしらっており、さらにフロントドアにはセントジェームスバッジが特別感を醸し出している。
ちなみにC3は、2021年5月に世界販売累計100万台の大台を超えるベストセラーモデルとなっている。
インテリアはファッションブランドとのコラボモデルらしい仕立て
インテリアは、専用ファブリック/テップレザー アドバンストコンフォートシートを採用し、基準車のSHINEで高い評価を得ているアドバンストコンフォートシートをベースに、ヘッドレストとショルダー部分のテップレザーとアクセントのファブリックを変更。赤のステッチとSAINT JAMESのタグがアイキャッチになっている。
なお、アドバンストコンフォートシートとは、シート生地裏に特別なフォームを追加し、さらにボリュームを従来の2mmから15mmへと大幅にアップしたもので、しっとりふっかりとした比類ない柔らかさを実現。
さらに、インストルメントパネルはブラックのテップレザーとホワイトのステッチで仕上げ、センターコンソールシフトレバー下には「SAINT JAMES」のバッジが付属。C3ならではの旅行かばんの持ち手をイメージしたインナードアハンドルには、青と赤の「SAINT JAMES」のドアハンドルアクセントを追加している点も見逃せない。その他、白いパイピングが入った専用フロアマットと取扱説明書などを入れる専用ハンドブックケースも特別装備品として備わるという徹底ぶりだ。
ボディカラーはサーブルとブラン バンキーズの2色を設定。なお、アクティブセーフティブレーキ、LEDヘッドライト&インテリジェントハイビーム、フロント&バックソナー、バックカメラ、16インチアロイホイールなどの主要装備はSHINEグレードと同じとなっている。
価格は272万5000円だ。11月4日より販売が始まっているので、気になる方やファッション通の方には是非オススメしたいモデルとなっている。
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