アウトバックはSUBARUのフラッグシップSUV
レガシィ・アウトバックは、いまやSUBARU(スバル)のフラッグシップだ。新型のボディサイズは全長×全幅×全高4870×1875×1670mm。主要マーケットの北米ではごく当たり前の大きさだが、日本で目にすると堂々たる佇まいである。
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北米仕様は、トレーラー牽引など特有の使い方を踏まえて自然吸気の2.5リッターもしくはターボ付きの2.4リッターと、スバルの中でも大きな排気量を選んで搭載している。
対して日本仕様は、最新のリーンバーン燃焼を行う1.8リッターの直噴ターボ(177ps/300Nm)を採用。CVTと組み合わせる。
ひと昔前であれば大柄なボディとの対比で走りの力感が心配になるところだが、実力はハイレベル。今回の長距離クルーズでも、物足りなさを覚えるシーンには遭遇しなかった。街中はもちろん、高速道路やワインディングでも、ドライバーが望むペースを保てるのはうれしい。常時、高い静粛性をキープする点にも感心した。
アウトバックとして初めて採用した「スバルグローバルプラットフォーム」によるボディ全体の剛性アップを筆頭に、各ガラス厚の最適化、吸音・遮音材の適正採用、そしてエアロダイナミクス性の向上が、複合的に効果を発揮しているに違いない。
各部は上質な作り。アイサイトEXの高い完成度も素晴らしい
試乗車は、アウトドア志向のXブレイクEX。上級仕様のリミテッドと比較するとハンズフリーパワーリアゲートがオプションとなり、シート地は撥水性ポリウレタン(本革は未設定)。それでもゴージャスな雰囲気は十分に味わえるし、フロント/リアのパンパーガードはもとより、各部がブラック化され精悍な印象がアップしている。「こちらのほうが好み」というユーザーも少なくなさそうだ。Xブレイクは、雪道や悪路に対応するX-MODEが2モード式(リミテッドは1モード式)になるのもポイントである。
全車に標準装備される、高精度マップを活用した運転支援システム「アイサイトX」の完成度も高い。基本の「アイサイト」と同様の全車速追従機能付きクルーズコントロールは、「余計なお世話」感の少ない使えるアイテム。他メーカーのこの種の機能と比較しても安心感は上回る。
今回は活用するシーンがなかったものの、自動車専用道路上での「渋滞時ハンズオフ機能」も、そのありがたみは容易に想像ができる。
新たな骨格とさまざまな新機能を手に入れた新型アウトバックは、名実ともに「スバルのフラッグシップ」と呼ぶにふさわしい1台だった。洗練された走行性と、伝統の4WDシステムが生み出すオールラウンド性を、ワゴン派生のクロスオーバールックで包んだ個性派である。
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みんなのコメント
もちろんどんな車でも運転中にあまり操作しない方が良いのだが、せめてエアコン関係だけは物理ボタンを残して欲しい。
ちなみに試乗した感じでは旧型に対して走りの質感は向上してましたが、使い勝手はほぼ変わらず。しかも補助金で同じような価格になるアウトランダーPHEVのような先進性はなく、また輸入車のようなカッコ良さや内装のクオリティの高さも感じず、残念に感じました。年次改良でのエンジンバリエーションの追加や更なるデザインや質感の向上に期待します。