ニューヨークで実車公開
トヨタは、4月13日から開催されているニューヨーク・モーターショー2022で、新型GRカローラを一般公開した。GRヤリス、GRスープラ、GR86と並ぶ、高性能車ラインナップの最新モデルだ。
【画像】トヨタGRカローラ【ライバルとなるホットハッチと写真で比較】 全99枚
GRヤリスでおなじみの1.6L 3気筒シングルスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力は304ps、最大トルクは37.7kg-mと大幅にアップしている。
背圧を下げ、排気流量を向上させるトリプルエグゾースト、新冷却システム「マルチオイル・ジェットピストン」、大型排気バルブ、部品加工された吸気ポートなどの採用により、排気量を増加させた。
動力は、スムーズなシフトダウンを実現する6速iMT を介して全輪に送られる。また、最上級モデルのサーキット・エディションには前後トルセンデフを搭載し、グリップとコーナリングレスポンスを向上させている。
専用の18インチスポーツホイールには、ミシュラン・パイロットスポーツ4タイヤが装着される。ベンチレーテッドブレーキディスクと4ピストンアルミキャリパーで制動力を確保している。
トヨタはまだ性能に関する数字を発表していないが、0-100km/h加速は5.0秒を切ると予想されている。
ラリー風のアグレッシブな外観
GRカローラのシルエットは、ベースとなった標準のカローラと近いが、トヨタは「高剛性ボディを専用に製作した」としている。また、標準モデルよりもシャシー接合部の溶接を増やし、各部品間の構造用接着剤をより多く使用しているのが特徴だという。
また、強度や安全性を損なうことなく、標準モデルより軽量化されているとのころ。軽量素材を随所に採用し、車両重量を1474kgに抑えている。サーキット・エディションでは、鍛造カーボンファイバーのルーフパネル、アルミニウムのボンネットとフロントドアなど、さらなる軽量化を図っている。
外観としては、ブラックトリムのディテール、エアインテーク、ワイドフェンダー、大型リアウィングなど、ラリーにインスパイアされたデザインが目を引く。
インテリアでは、レザー調のGRステアリングホイール、GRロゴ入りシート、アルミペダルを採用。そしてサーキット・エディションにはスエードシートやトヨタの豊田章男社長のサイン入りシフトノブなどが装備されている。
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みんなのコメント
あと、章男のサインは要らない。