フルEVの高性能SUV
text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
日産の新たな電気自動車となる新型SUV、アリアの特許画像が発見された。
日産アラビアのファンのインスタグラム・アカウントへ投稿された新しい画像から、生産モデルのボディワークが明らかとなっている。
全長4.6mの新型ファミリーSUVには、細かい変更点がいくつか見受けられるものの、全体的なスタイリングは、昨年の東京モーターショーで明らかにされた、コンセプトカーから引き継がれていることがわかる。
バンパーの形状、特に下部が若干変更され、牽引フックのカバーが見えるようになり、フロントの両端にあるインテイクにもLEDライトが導入されている。
サイドのデザインは、ほぼ同じように見えるが、フェンダーの高い位置に上げられた充電ポート、ルーフのシャークフィン・アンテナ、およびルーフスポイラーが変更されている。
また、従来のサイドミラーに代わり、ホンダEとアウディeトロンのような、バーチャルミラーの採用が検討されている可能性もあるだろう。
リアのスタイリング
リアには、より大きな変更が加えられている。
リアワイパーが採用され、リアウィンドウは可視領域が縮小されているように見える。
コンセプトに見られるバックライト付きの日産ロゴは取り外され、全幅に渡るLEDテールライトデザインが保持されている。
市販モデル用にバンパー形状も変更されている。
今回の画像にはインテリアは写されていないが、コンセプトのキャビンはミニマリストなデザインとなっていた。
今年の終わりに発売が予定されている、7人乗りSUV、新型エクストレイルで、待望の新しいインテリアとインフォテインメントが、紹介されることが期待されている。
アリアの量産バージョンが、1年以内にヨーロッパで発売されることはないと考えられているが、モーターとバッテリーパックのサイズに柔軟性を提供する、新しいルノー日産三菱アライアンスモジュラー・アーキテクチャが採用されるだろう。
アリアが、レベル2の自動運転支援機能を搭載することは、明らかになっているが、四輪駆動用のデュアルモーターを備えた「ハイパフォーマンスの100%電動システム」ということ以外、パワートレインについては明らかにされていない。
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みんなのコメント
「日産」というブランドであるならば、日本でまず販売しなければ嘘でしょう。
百歩譲っても日本、欧州同時発売でしょう。欧州でまず発売なら、日産の看板を下ろしてルノーかインフィニティでやれば?