MotoGP第11戦オーストリアGPのフリー走行1回目が行われ、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾがトップタイムをマークした。
連戦となるオーストリアGPのFP1は気温21℃、路面温度29℃というコンディションでスタート。各ライダーが続々と走行へ入った。なお、今戦はスズキのジョアン・ミルが負傷により欠場。同じく負傷で欠場中のホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)の代役として、ステファン・ブラドルが参戦している。
■ ロレンソ、プラマックからドゥカティ復帰の噂。ミラーは「一理ある」と語る
前戦チェコGPで優勝したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は序盤からタイムを縮め1分24秒379をマーク。トップタイムとした。マルケスはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)の後ろにつけて走行する場面も見られた。
その後マルケスはコースオフを喫し、グラベルに出てしまったが転倒は免れた。序盤15分が経過した時点ではマルケス、ジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)、ビニャーレスが上位に並んだ。
まだ初日ということでラバーが乗り切っていないためか、このセッションは序盤からオーバーランやコースオフするライダーが多く見られた。
セッション中盤、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が1分24秒887をマークし3番手に浮上した。トップを維持するマルケスは、その後もタイムを1分24秒218まで更新し、2番手に浮上してきたビニャーレスにも約0.5秒の差をつける走りを見せた。
終盤のアタックでタイムを伸ばしたのはドヴィツィオーゾ。残り2分で1分24秒254をマークし、2番手となると、チェッカーフラッグ後のラストラップで更にタイムを更新。1分24秒033を記録し、マルケスを抑えてタイムシートの一番上へ顔を出した。
結局それ以上のタイムを刻むライダーは現れないままセッションは終了。ドゥカティが3連勝中のレッドブルリンクでドヴィツィオーゾが速さを見せた。一方チームメイトのペトルッチは14番手タイムと目立った速さを示せていない状態だ。
一方、ミラーが4番手タイムをマーク。ドゥカティ勢としては2番手でセッションを終えている。
2番手はマルケス。セッションの大部分をトップタイムで過ごしたが、セッション終盤に自己ベストを更新しなかった。3番手につけたのはビニャーレスとなった。
他のヤマハ勢も全体的に好調で、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は5番手、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)は6番手に入った。なおクアルタラロは今戦からカーボンフロントフォークを装着したマシンでの走行を行っている。
ここオーストリアがホームグランプリとなるKTM勢は、ヨハン・ザルコが奮闘。1分24秒861をマークして8番手に入った。
日本の中上貴晶(LCRホンダ)は9番手。途中何度かコース逸脱によるラップタイム抹消を受けてしまったが、トップ10内に入った。
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