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レッドブル「ホンダの進歩を促進するために、トロロッソの今季を”犠牲”にしたくはないが……」|F1ニュース

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レッドブル「ホンダの進歩を促進するために、トロロッソの今季を”犠牲”にしたくはないが……」|F1ニュース

 今季限りでルノーとの戦いを終了させ、来季から新たにホンダのパワーユニットを使うことを決めたレッドブル。来季の戦闘力を向上させるためにも、レッドブルはホンダが来年までにできる限りの進歩を遂げることを切望している。

 ホンダは、今季中にさらなるアップグレードを持ち込む可能性もある。しかしそれは必然的に、現在のパートナーであるトロロッソに、グリッド降格ペナルティを強いることに繋がる。

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 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ホンダが来季に向けた準備を行う可能性を認めつつも、トロロッソのコンストラクターズランキングとのバランスを取る必要があると語る。

 トロロッソは現在、マクラーレンから29ポイント遅れのランキング8位に位置している。しかしながら、急成長を遂げるザウバーに3ポイント差まで迫られており、楽観視できない状況である。

 トロロッソの今シーズンを犠牲にしてまでも、ホンダが新しいパワーユニットを試すことがあるのかと尋ねられたホーナーは、motorsport.comに対して次のように語った。

「トロロッソを犠牲にしてまでそれを推し進めようとは、我々は思わない」

 そうホーナーは語る。

「しかし明らかに、グループ全体の利益を得るために、学ぶチャンスがある。それは最終的に、我々同様トロロッソにも利益をもたらすことになる」

「その可能性は確かにある。しかしもちろん、トロロッソはコンストラクターズ争いで、彼ら独自の戦いをしている。彼らは戦っているんだ。そして明らかに、それは重要な価値を持っている」

 レッドブルはホンダとの契約を決めた要因について、カナダGPでのアップデート効果を挙げている。しかしカナダ以降のホンダには信頼性の問題が散見され、トップスピード不足という問題も依然として残っている。

 しかしホーナーは、ホンダの状況について心配していないという。その理由として彼は、ホンダPUの性能はコース特性によって隠されていると考えているようだ。

「直近のいくつかのサンプル、例えばオーストリアやシルバーストンなどで我々が見たことからすれば、エンジンの性能は、我々の現在のサプライヤーとかなり近いところにあるのを確認することができる」

 そうホーナーは語った。

「もちろん、トロロッソは過去2戦のサーキットで、様々なダウンフォースを試してきた」

「この結果は、ホンダが正しい軌道に乗っているように感じさせる。彼らは正しい目標を持っているようだ。新しい関係に移行していくに連れ、彼らともっと協力して作業することを楽しみにしている」

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