GMC Hammer EV
GMC ハマー EV
MINI コンバーチブルの限定モデル「サイドウォーク エディション」、深い海の色・海辺の空をイメージして登場
史上最高のオフロード ピックアップを作る
GMCは、次世代ハマーを2022年に市場へ投入する。しかも、100%電気で走るピックアップトラックとして。そもそもハマーの出自は純軍用車両として開発されたHMMWV(High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle:高機動軍用車)である。道なき道をいく質実剛健な車両というイメージだが、EVになってもその特性は引き継がれるのだろうか。
ハマー EVのチーフエンジニア、アル・オッペンハイマーは語る。
「GMCは常にプロフェッショナル向けのトラックメーカーとして業界を率いてきました。次世代ハマー EVもまた、走破性、機動性、そして制御デバイスの基準を新たに塗り替えることになるでしょう。我々が目指しているのは、市場で最も優れた量産オフロードピックアップを作ることです。100年超にわたるトラックづくりのノウハウを、EVづくりにどう活かすか。その結果を皆様に披露できることをとても楽しみにしています」
最高813mmの渡河性能を標榜
トルクベクタリング機構を備えた独自のe4WDシステムはこれまでにない性能を発揮する、とGMCは主張。ハマーEVは前進、後退いずれも60%の勾配に対応し、18インチ(約45cm)の段差を乗り越え、2フィート(約60cm)の水深をものともせずに進むという。ちなみに、仕様によっては最大813mmの渡河性能を標榜している。
走行モードは自分好みのセッティングを記憶できる「マイモード」を含めて全5パターンを用意。マイモードでは、トルク配分、後輪操舵、車高、ダンパーの減衰力、スロットルレスポンス、ブレーキ制御、車内のサウンドに至るまで任意で設定ができるそうだ。
後輪操舵機構を利用した革新的な“カニ歩き”
後輪操舵システムも3種類から選択可能で、「完全OFF」と「オート」に加え、「クラブウォーク」と呼ぶ驚きのモードも備える。これは低速時、前輪と同位相に後輪を最大10度まで操舵するもので、車両を斜め前方へいわゆる“カニ歩き”のように進めるユニークな機構だ。
アダプティブエアサスペンションの採用により、乗降性や高速走行時の空力を向上するために車高を自動で落としたり、過酷なオフロードや渡河の際に車高を最大6インチ(約15cm)高めることもできる。
車体の下まで確認できるカメラビュー
また、オフロード走行の頻度が高いオーナーにとって嬉しい機能が、タイヤ空気圧アシストアラート。設定の空気圧に達した時点で車両側がアラートを発して知らせてくれるもので、減圧、昇圧のいずれにも対応する。
また、前方や後方はもちろん、車体下部までを投影する「ウルトラ ビジョン」も用意している。障害物から筐体を守る保護カバーや、埃などを洗い流すウォッシュ機能も搭載。ちなみにハマー EVに備えたカメラは合計18方向からの視点をディスプレイへ映し出すという。
純正アクセサリーは200種類以上
また、車体下部には“装甲”ともいうべき保護シールドを配備。バッテリーや駆動装置を衝撃から守る。さらに、サイドシルを保護するロックスライダーやスキッドプレートにより車体下まわりを完全防備する。
もちろん、ウィンチやライトバーなど、オフロードに重宝する多彩な純正アクセサリーをラインナップする予定だ。その数はじつに200種類を超えるという。EVであるメリットを活かし、高い牽引力や電動アクセサリーの多くを取り揃える可能性は大。日本への導入については明らかにされていないが、新しい冒険のツールとして、アメリカ車ファン以外にも熱い視線を送る人は少なくないはずだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?