メルセデス・ベンツのSクラスにPHEVモデルの「S580e 4MATICロング」を追加設定。EV航続距離はWLTCモードで103kmを実現
メルセデス・ベンツ日本は2022年6月27日、第7世代となるSクラス(W223)のPHEVモデル「S580e 4MATICロング」を発表した。予約受注はすでに開始しており、車両価格は1978万円に設定。ユーザーへの納車は本年7月からを予定している。
新設定のS580e 4MATICロングは、パワーユニットに「M256」2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力367ps/5500~6100rpm、最大トルク500Nm/1600~4500rpm)+電気モーター(最高出力110kW、最大トルク440Nm)+リチウムイオンバッテリー(容量28.6kWh)+9G-TRONIC(電子制御9速AT)を搭載する。システム総合出力は510ps(375kW)/750Nmを発生。駆動機構には全天候型フルタイム4WDシステムの4MATICを採用した。性能面に関しては、時速140km/hまではモーターのみでの走行が可能で、またEV航続距離はWLTCモードで103kmを実現。さらに、ハイブリッド燃料消費率はWLTCモードで11.2km/リットル、交流電力量消費率はWLTCモードで285Wh/kmを成し遂げる。充電は6.0kWまでの交流普通充電と、最大60kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応させた。
特性の異なる様々なドライブモードを採用したことも、S580e 4MATICロングの訴求点。具体的には、走行状況や走行距離に応じて駆動方式が選択されるデフォルトモードのH(ハイブリッド)、最高のレスポンスによりスポーティな走行を可能としたS(スポーツ)、走行特性やステアリング特性を個別に設定できるI(インディビジュアル)、セーリングモードが作動して140km/hまでの速度で電気モーターのみでの走行が可能なEL(エレクトリック)、充電量を一定に保つためにハイブリッドシステムによる駆動方式を選択するB(バッテリーホールド)を設定する。また、ELモードでの走行時にはステアリングホイール裏のパドル操作によりバッテリーへのエネルギー回収量を4段階で調整可能。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチで構成し、段階はコースティングのD+、軽度の回生ブレーキのD、中程度の回生ブレーキのD-、そして前走車との車間距離や登坂・降坂などの道路状況などを加味して最適な強度の回生ブレーキに調整するD Autoを設けた。さらに、EV走行モードの際、これ以上アクセルを踏み込むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせる“プレッシャポイント機能”付きのインテリジェントアクセルペダルも装備している。
先進機能および安全運転支援装備の面では既存のS580 4MATICロングなどと基本的に共通で、12.3インチのワイドディスプレイを採用するインストルメントクラスターと12.8インチの縦型有機EL(OLED)ディスプレイを採用するセンターディスプレイの2画面で構成した最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)、レーダーセーフティパッケージ、ウルトラハイビーム付DIGITALライト、AIRマティックサスペンション、SRSセンターエアバッグ、360°カメラシステム、アクティブパーキングアシスト、ロードコンパートメントパッケージ、メモリーパッケージ、ウォームコンフォートパッケージなどを標準で装備。また、AMGラインパッケージやリアコンフォートパッケージ、レザーエクスクルーシブパッケージなどをオプションで用意している。
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みんなのコメント
中古車市場では二束三文なんだろうなあ