2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(78周/78周)
5番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
2024年F1第8戦モナコGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
今季ここまでのベストレースだった。ペースは良かったし、終盤には70周も使い込んだミディアムタイヤでも、なおペースの速さを示すことができた。最後にはトップ4に迫って、ウイナーからほんの十数秒差でフィニッシュしたからね。週末全体として、ポジティブな点がたくさんあった。
レース前にはかなりの時間をかけて、ありとあらゆる戦略的オプションを検討した。グリッドに並んで、僕の前のドライバーが全員ミディアムコンパウンドを履いているのを見た時には、本当にうれしかったね。そして、1周目にカルロス(・サインツ)が止まった時点で、状況はさらに有利になったかに思えた。ところが、すぐに赤旗が出て、僕は思いのほか難しい状況に陥ったんだ! 再スタートからの30周はペースを抑えて走り、そうすることでタイヤをいい状態に保って最後まで走りきれた。終盤にはマックスにプレッシャーをかけられたけど、それも余裕をもってコントロールできたよ。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(78周/78周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
チームにとって良い結果だ。目指していたとおり、大量のポイントを稼いだ。でも、予想していたことだが、ポジションを上げる機会はなかった。特に、序盤に赤旗が出た影響でね。
(赤旗後の)リスタートでポジションを(3番手から)4番手に戻されてしまった。あれはついてなかったよ。今日のような日には、できることはあまりなかった。4番手にとどまったけれど、チームのためにたくさんのポイントを獲得できた。それは大事なことだよね。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位(78周/78周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
とても戦術的なレースだった。最初のスタートの蹴り出しはとても良くて、ターン1に向けて、オスカーとサイド・バイ・サイドになることができ、イン側のギャップに飛び込んだ。その時に接触が起きて、僕のタイヤがパンクした。終わったな、と思ったよ。でも僕にとってラッキーなことに、後方の大事故によって(赤旗が出たことで)、3番手から再スタートすることができた。誰もけがをしなくてよかった。
リスタートで新品ハードタイヤを履き、最後までペースをコントロールするレースになった。僕は、ランド(・ノリス/マクラーレン)にピットストップのウインドウを与えないようにする必要があった。それが成功した後、終盤の数周でオスカーをオーバーテイクしようとした。でも前のマシンが同じ戦略で走っている場合には、追い抜くのは難しい。
シャルルが勝って、本当にうれしいよ! ホームレースで優勝することは、どのドライバーにとっても夢だからね。表彰台で彼と一緒に祝うことができて良かった。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(78周/78周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
トリッキーなレースだった。序盤はペースが信じられないほど遅かった。トンネルの前で(ルクレールに)仕掛けることを考えたけれど、ギャップを通り抜けられるほど僕のマシンは小さくなかった。
懸命に作業にあたってくれたチーム全体に感謝したい。素晴らしい週末だった。モナコでこのような結果を出せることほど素晴らしいことはない。このストリートサーキットで素晴らしい記録を持つ(アイルトン・)セナを追悼するカラーを身に着けて、表彰台に立てた。それは特別なことだ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=1位(78周/78周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今の気持ちをうまく説明することができない。レースが永遠に終わらないように思えた。でももしかしたら、その方がうれしかったかもしれない。ここで勝つことは、僕にとってとても意味のあることだ。幼いころにこのレースを見て、F1ドライバーになることを夢みるようになったのだから。
モナコの人たちに感謝したい。トップでチェッカーを受けた後、バルコニーに大勢の人たちがいるのが見えた。信じられないほどのサポートをしてくれた皆さんに感謝する。
最後の数周は、厳しいものだった。何も起こらないように祈ると同時に、感情が高まってきて、ドライビングへの集中力を失いかけていたんだ。父のことを思った(注・父エルヴェは、ルクレールがFIA F2参戦時代の2017年に病気により死去)。父のおかげで僕は今日、ここにいる。父がしてくれたすべてのことについて考えた。ジュール(・ビアンキ。注:ルクレールにとって親友であり、モータースポーツの世界へと導いてくれた先輩。2015年7月17日に死去)についても考えた。このレースに勝つことが、僕たちの夢だった。彼らにこの勝利を捧げる。
レース中、懸命にタイヤマネジメントに取り組む必要があった。マクラーレンがフリーストップできないようにするため、ジョージ(・ラッセル/メルセデス)とのギャップも管理しなければならず、精神的にかなり消耗した。
この数カ月、素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝する。彼らのおかげで今日、優勝することができた。マラネロに行って、彼らやファクトリーのメンバーたちとお祝いをするのが待ちきれない。
(レース後の記者会見で語り)今日は自分の夢をかなえただけでなく、父の夢をかなえることができたと思う。残り2周に差し掛かった時、涙でトンネルの出口がよく見えなかった。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
「レガシィ」消滅で改めて問う SUVは日本の交通事情に合っているのか? 日の丸SWは“オワコン”か
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
電気自動車はガソリンスタンドに行かないだけに「日常メンテ」を「見落とし」がち! 常日頃からここだけは見ておきたいポイントとは
「オレの彼女は超アムロ」えええ……マジで………? クルマCMの迷コピー謎コピー傑作選│1990年代~2000年代編【10年前の再録記事プレイバック】
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?