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発表直後のトヨタGRカローラ“モリゾウエディション”が富士24時間のイベント広場に展示

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発表直後のトヨタGRカローラ“モリゾウエディション”が富士24時間のイベント広場に展示

 静岡県の富士スピードウェイで開催されているENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』。サーキットではレースの他にも様々なイベントが行われており、グランドスタンド裏イベント広場にはトヨタが6月1日に世界初公開した『トヨタGRカローラ・モリゾウエディション』が展示されている。

 トヨタはGRカローラの開発にあたり、レースで勝つために鍛えたクルマを市販化するという『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を実践。スーパー耐久シリーズには開発中のGRカローラに水素エンジンを搭載し、ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptとして参戦し、新技術である水素エンジンを鍛えるとともに、車両を総合的に鍛え直した。

石浦、大嶋が開発に加わったトヨタGRカローラの日本仕様『GRカローラRZ』&台数限定の『モリゾウエディション』が初公開

 そんなGRカローラに設定された特別グレードの“モリゾウエディション”は、トヨタのマスタードライバーである“MORIZO(モリゾウ)”こと豊田章男社長が自ら試作車のハンドルを握り、「お客様を魅了する野性味」、「気持ちが昂り、ずっと走らせていたくなる走りの味」を追求したグレードだ。

 車両はリヤシートを撤去し乗車定員を2名としたことで標準のGRカローラよりも約30kgの軽量化を実現し、モノチューブアブソーバー・ハイパフォーマンスタイヤの採用によってコーナリング性能が向上。また、エンジンのトルクアップ・トランスミッションのギヤ比最適化による総合的な動力性能の向上も果たしている。

 インテリアでは、専用セミバケットシートを採用したほか、ドアトリムオーナメントやインストルメントパネルなどへ鋳物ブラック塗装を施している。ステアリングやコンソールにはウルトラスエード表皮を採用し、よりスポーティな室内空間が演出された。

 そんなGRカローラ・モリゾウエディションが6月3~5日に富士スピードウェイで開催されているNAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レースのイベント広場にて展示中だ。発表と同時に世界中の注目を浴びたクルマを間近で見ることができる機会のため、サーキットを訪れた際にはチェックしてみよう。

 また、スーパー耐久に参戦しているORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptは、今回の富士24時間からボディのエアロパーツやフロントバンパーなどがGRカローラのものになっており、こちらも注目したい1台だ。

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