「Taigun」発表
text:ジェームス・アトウッド
フォルクスワーゲンは、インド市場向けの小型SUV「タイグン(Taigun)」を発表した。生産開始は、2021年を予定している。
フォルクスワーゲンTクロスと同等のボディ・サイズで、同ショーで公開されたスコダのコンセプト・モデル「ビジョンIN」と近い関係にあるモデルだ。
どちらのモデルも、インド向けのプラットフォーム「MQB A0 IN」を使用している。
最低地上高205mm
フォルクスワーゲン・グループが、この国で掲げている「インディア2.0」プロジェクトのもと、初めて登場するのが、タイグンの量産仕様である。
全長はTクロスよりもわずかに長く、ホイールベースは2651mm。現地の道路状況を考えて、最低地上高は205mmを確保した。
外観はTクロスよりもクローム加飾を多く使い、インド市場の傾向を意識した仕立てになっている。コクピットには、デジタルメーターと8.0インチのタッチスクリーンを装備した。
また、心臓部は1.5Lの4気筒ガソリンターボ(132ps)を採用すると言われ、さらに天然ガス仕様も検討されている。
3度目の正直
コンパクトカー用のモジュラープラットフォームとして知られる「MQB A0」を、インドのプネーにある同グループのテクニカルセンターで改良。
タイグンの部品のうち90%のものは、インド国内で生産したパーツを使用している。今後、その割合を95%まで高めることが目標だという。
なお、タイグンの名前がフォルクスワーゲンのコンセプト・モデルに使用されるのは、これで3度目となる。2012年、2016年に同じ車名の試作車が登場しているが、いずれも量産化するには小型すぎるとして見送られた経緯がある。
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みんなのコメント
ガソリン税払いたくない。高すぎる。