今年中には来場者は200万人を突破か
マツダは、広島本社敷地内にある自動車産業見学施設『マツダミュージアム』を部分改修し、4月1日に一般公開を再開する。その変更点の概要を紹介しておこう。
【画像】部分改修し4月1日にオープン!最新のマツダミュージアム 全6枚
広島県府中町にあるマツダ広島本社の敷地内に、1994年に開館したマツダミュージアム。創業からの歴史やヒストリックカーなどを展示し、マツダや広島の『ものづくり』を、本物のクルマやエンジンを通して見せることで、マツダのDNAやブランドの発信基地としての役割も果たしている。
そんなマツダミュージアムは1994年の開館以来、年間5万人以上のギャラリーが来場している。2008年には来場者100万人を、そして今年2025年には来場者191万人を達成。年内には200万人を超える可能性は高そうだ。
2022年にブランド発信拠点としてリニューアルされたマツダミュージアムだが、ギャラリーからの『体験できる展示が欲しい』といった要望などを踏まえ、より臨場感を持ってもらえるように、コンテンツを拡充した。
マツダミュージアムは、従来から10のゾーンに分かれている。ゾーン1~7が過去、8~9が現在、そして10が未来に関連した展示となっているが、今回、そのツアーのシナリオをアップデートした。
ル・マン優勝マシンのサウンドを立体音響で
まず、ゾーン4はモータースポーツに関連した展示。1991年のル・マン24時間レースで日本車初の総合優勝を果たしたマツダ787Bが展示されているが、このクルマを岡山国際サーキットで実際に走らせて収録したサウンドを、立体音響で聴かせてくれる。
また、バイオディーゼル燃料を採用してスーパー耐久レースなどに参戦している、現在のモータースポーツ車両も新しく展示。過去から未来へと挑戦する魂は不変であるという、マツダの姿勢が感じられるようになっている。
ゾーン7は、技術革新とデザイン革新に関連した展示。まず技術革新は『スカイアクティブ』技術を具現化した車両を分解展示。これと向かい合うように、デザイン革新はマツダの新たなデザインテーマ『魂動(こどう)』を具現化したコンセプトカー『靭(しなり)』を展示。以前はパネルだけの展示だったが、実車を展示することで、マツダのクルマづくりをより体感できるようにした。
そしてゾーン10は、未来に関連した展示。ここではエピローグのゾーンを新設した。ジャパンモビリティショー2023に出展されて大反響を呼んだ『アイコニックSP』を展示し、その背景にはマツダの企業理念に沿ったメッセージが掲げられる。未来への期待を抱ける、マツダのビジョンを表現して、ツアーの締め括りとしている。
見学は完全予約制のためインターネットで申し込みを
今回の部分改修で、展示車両は従来から1台減って36台となったが、音にこだわった展示は新設となる。
マツダとしては、今回の部分改修でいちばんの目玉は、ゾーン10のエピローグゾーンだという。アイコニックSPの背後に展開される、マツダのビジョンを表現したメッセージは必見だそうだ。個人的には、マツダ787Bの立体音響も気になるところだ。
また、アイコニックSPの展示は、今後は新たなコンセプトカーなどが登場したときに他のモデルに置き換えられる可能性もあるが、現段階では常設展示とされている。
マツダミュージアムの見学申し込みは、インターネットによる完全予約制となっている。入場料は無料。館内は自由に見学できるが、日本語と英語によるツアーガイドも用意されている。休館日は、土、日曜日と、マツダの休業日(年末年始、ゴールデンウィーク、夏期休暇など)。なお、ゾーン9となる工場見学の部分は、現在のところ中止となっている。
マツダは、地域の人々とのつながりや、いきいきとする体験を通じて、前向きに今日を生きる人の輪を、ここ広島から全国へ、そして世界へ広げていくと謳っている。
マツダの魅力やこれまでの歩み、これから目指す未来を、より臨場感を持って体験してみたいなら、東名阪地区からは少し遠いけれども、ぜひマツダミュージアムを訪れてみてはいかがだろうか。
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