スバルは2023年9月7日、レヴォーグとWRX S4の一部改良モデルについて発表した。グレード体系を整理するなど、いわゆる「アプライドD型」へと進化したワケだが、その内容について紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/スバル
レヴォーグとWRX S4がアプライドD型へ進化! アイサイトXに単眼カメラ追加とグレードを大幅整理して登場!!
■クロストレックと同様の最新インフォテイメントシステムを追加設定
今秋からアプライドD型になる現行型レヴォーグ。写真はGT-H EXグレード
まずはレヴォーグから。2020年10月にFMCを受けた現行2代目レヴォーグだが、当初は1.8Lターボのみの設定で翌2021年には2.4ターボを追加設定していた。2022年に2度目の一部改良を受け、今回で3度目の一部改良を受けて「アプライドD型」へと進化することになった。
STI Sport R EXやSTI Sport EXで採用されたボルドー色のインテリアカラーがブラックになった特別仕様車「Black Interior Selection」
具体的には、従来まで設定されていた10グレードから5グレードに整理。2.4Lターボが「STI Sport R EX」と同特別仕様車「Black Interior Selection」の2グレード、1.8Lターボが「STI Sport EX」と同特別仕様車「Black Interior Selection」、「GT-H EX」と同特別仕様車「Smart Edition」(アイサイトXあり)の5グレードに。
新たにクロストレックやインプレッサ、レガシィアウトバックで採用されている広角単眼カメラが追加されたレヴォーグ
ADAS系ではクロストレックやインプレッサから採用された広角単眼カメラがアイサイトXに追加され、デジタルマルチビューモニターが機能を強化された。また、ドライバー異常時に自動緊急通報を行う機能が追加されている。
また、交差点自動切り替え付きマルチビューシステムをクロストレックと同様の最新視界補助システムに変更したほか、ナビに「what3words」機能が導入され、センターディスプレイにApple Car Playのナビアプリ画面を表示することが可能になった。
また、高級オーディオシステムのハーマンカードンサウンドシステムを標準採用するグレードを設定したほか、STI Sportにウルトラスウェードシート(ブラックカラー)をオプション設定に加えている。
さらに1.8 LターボのSTI Sport EX、2.4LターボのSTI Sport R EXには特別仕様車として「Black Interior Selection」を設定した。これは通常のSTI Sportで採用されるボルドー色から黒内装仕様としたもので、シートにはパーフォレーションウルトラスウェードを採用し、コンソールやアームレストの表皮部分にブラックカラーをあしらったものとなっている。
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■WRX S4には先代モデルまでの大型リアウイングが復活!
WRX S4には写真のように大型リアウイングのオプション設定が追加された
また、レヴォーグの姉妹車ともいえるWRX S4も同じくD型へ進化。こちらは2021年にフルモデルチェンジを受けて現行型になったが、実はWRX S4にはアプライドA型が存在せず、B型からスタートしている。
メーカーオプション設定となって復活した大型リアウイング。これが装着されるとWRX S4のイメージが大きく変わる!
今回のD型では先代VAG型WRX S4やVAB型WRX STI、先々代GVB型WRX STIに設定されていた大型リアウイングがオプション設定で復活している。
また、これまで4グレード展開だったが新たに「STI Sport R EX」「GT-H EX」の2グレード展開とした。ちなみに大型リアウイングがオプションで設定できるのは上位グレードのSTI Sport R EXのみとなる。
レヴォーグ、WRX S4ともにD型の正式な価格発表は2023年秋になる見込み。
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みんなのコメント
ボンネットに穴あるから後はふっといマフラーと金色のホイールだなハアハア