元F1ドライバーで現在Sky SportsでF1解説者を務めるマーティン・ブランドルは、トロロッソ・ホンダを離脱したブレンドン・ハートレーに対して同情的な発言を行った。
2017年アメリカGPでトロロッソに加入したハートレーは、2018年に残留し、フルシーズンを戦った。しかしチームは彼のパフォーマンスに不満を持ち、今シーズンいっぱいで契約を終了することを決めた。チームメイトのピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・レーシングに昇格する。
“政治に支配されるF1”で苦労したハートレー「トロロッソ離脱の顛末を、いつか明らかにしたい」
ハートレー自身は、難しい状況を切り抜けて終盤には調子を上げており、「コンスタントにチームメイトよりいいパフォーマンスを発揮していた」として、自分の今シーズンの仕事に自信を示している。
ブランドルも、ハートレーはシーズン終盤、いい走りをしていたと認めている。
「ブレンドンのことは気の毒に思う。何度か技術的理由での(パワーユニット交換による)グリッドペナルティを受けてスタートしなければならなかった」とブランドルは、Sky Sportsのコラムに記している。
「終盤はとてもいい走りをしていた。シーズン初めは精彩を欠いた部分もあったが、終盤になるに従って難しい状況を打開していき、速さとテクニックを発揮できるようになっていた」
ハートレーの今後の具体的なプランは明かされていないが、ポルシェは2019年のモータースポーツ活動計画を発表するにあたり、ハートレーがワークスドライバーのひとりであることを明らかにしている。
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