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大幅改良を果たしたアウディA4シリーズが日本デビュー。S4モデルを除く全車に12Vマイルドハイブリッドシステムを搭載

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大幅改良を果たしたアウディA4シリーズが日本デビュー。S4モデルを除く全車に12Vマイルドハイブリッドシステムを搭載

アウディがミッドサイズセダン&ワゴンのA4/S4をマイナーチェンジ。12Vマイルドハイブリッドシステムの拡大展開やエクステリアの大刷新を実施

 アウディ・ジャパンは10月7日、プレミアムミッドサイズセダン&ワゴンのA4/S4シリーズの商品改良を行い、同日より発売した。

アウディが電気自動車の新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック」を発売。車両価格は1327~1346万円に設定

車種構成は以下の通り。
■A4
A4 35TFSI:455万円
A4 35TFSIアドバンスト:523万円
A4 35TFSI Sライン:570万円
A4 45TFSIクワトロ・アドバンスト:580万円
A4 45TFSIクワトロ・Sライン:627万円
■A4アバント
A4アバント35TFSI:484万円
A4アバント35TFSIアドバンスト:552万円
A4アバント35TFSI Sライン:599万円
A4アバント45TFSIクワトロ・アドバンスト:609万円
A4アバント45TFSIクワトロ・Sライン:656万円
■A4オールロードクワトロ
A4オールロードクワトロ:634万円
■S4
S4:895万円
S4アバント:924万円

 今回の商品改良は、エクステリアデザインの刷新や機能装備のバージョンアップ、パワートレインの進化など非常に多岐に渡っている。また、多様なニーズに対応することを目的にA4/A4アバントのグレード構成をベース(base)/アドバンスト(advanced)/Sライン(S line)に変更した。
 まずエクステリアは、いっそうダイナミックで洗練されたスタイルへと変身。シングルフレームグリルはよりワイドかつフラットなデザインとなり、一方で水平基調のラインがフロントとリアの幅広さを強調する。サイドビューはドアパネルに至るまで改良を加え、合わせて全モデルにブリスターフェンダーを組み込んで全幅を5mm拡大(1845mm)した。また、印象的な造形のLEDヘッドライトを標準で装備。S4にはフルオートマチックハイビーム機能付きのマトリクスLEDヘッドライトを採用した。

 内包するインテリアは、水平基調のラインと上質なマテリアルでクリーンかつ高品位なキャビン空間を創出する。そして、インストルメントパネルの中央には新しい操作システムの中心となる大型のMMIタッチディスプレイを配置。最新のインフォテインメントシステム「MIB3」も初採用し、操作性および機能性の大幅な向上を図る。また、歩行者検知機能付アウディプレセンスシティや渋滞追従支援機能付アダプティブクルーズコントロールなど、 ドライバーの安全性と快適性をサポートする先進のアシスタンスシステムをさらに充実させた。

 A4/A4アバントのパワートレインに関しては、2種類の1984cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを設定。パワー&トルクは35TFSIが150ps/270Nm、45TFSIが249ps/370Nmを発生する。また、2機種ともにベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリー(容量10Ah)を組み込み、機能的なマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)を構成した。一方、トランスミッションには伝達効率をより高めた7速Sトロニックをセット。MHEVとの組み合わせによりエネルギー回生機能を高め、コースティング(惰力走行)時にエンジンを完全停止するなどして、燃料消費量の抑制と快適なドライビング性能を実現した。

 A4オールロードクワトロに関しては、エクステリアにホイールアーチトリムやアンダーボディプロテクションなど、SUVルックを主張する専用パーツを豊富に装備。また、ベース車比でフロントとリアともにトレッド幅を15mm拡大し、同時に最低地上高を50mm高め、さらにアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムにはオフロードモードを追加して、優れた乗り心地とオフロード性能を具現化する。パワートレインには249ps/370Nmを発生する1984cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンにMHEV、7速Sトロニックを組み合わせ、駆動機構にはAWDクラッチ付きクワトロシステムを採用。機能装備として、LEDヘッドライトやバーチャルコックピット、シートヒーターなどを標準で装備した。

 S4/S4アバントについては、ボンネットの先端に往年のアウディ・クワトロを彷彿させるスリットを配したうえで、前後バンパーやエアインレット、サイドシルなどを専用デザインとすることでスタイリングの精悍さと上質さを向上。足もとには、19インチアルミホイール+245/35R19タイヤを装着する。一方、ブラックを基調としたインテリアは、カーボンアトラスデコラティブパネルや専用スポーツシートなどを装備してスポーティさを演出した。パワートレインには2994cc・V型6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(354ps/500Nm)+8速ティプトロニックトランスミッションを搭載。駆動機構には専用セッティングのクワトロ(4WD)を採用し、合わせてSスポーツシャシーやダンピングコントロールSスポーツサスペンションを組み込んで、卓越した走行性能と俊敏なハンドリングを実現した。

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