ついに目の前にやってきた新型ハヤブサの国内仕様。実車はやはり迫力満点だが、新型はそんな中にも上質なオーラの漂う仕上がりになっていた。宮崎敬一郎氏が実車を隅々までチェック、新型ハヤブサのポイントを分析するぞ!
スズキ新型「ハヤブサ」に触れた宮崎敬一郎の感想
最強の性能を堪能できる「しなやかな進化」
ホンダ「GB350」のインプレを公開! 新たな空冷単気筒の乗り心地とは?
第3世代と言われるこの新型ハヤブサ、ベースとなっているのは前モデル・第2世代のハヤブサではあるが、全てに手が入っており、実質オールニューと言っていい。外観が大きく変わり、エンジンからフレーム、足回りにいたるまで、細かく多岐にわたって改良の手が入っている。
今回初めて実車に触ったわけだが、走らせたわけではないので、分かったことは限られている。意外に上品な風格を手に入れていることと、またがっただけで分かるほど車体が軽くなっていること。そして、サイドカウルの中にある整流フィンの張り出しで、ちょっとだけボリューム感が増したことだ。
ライディングモードも6種類用意されたし、電子制御アシスト群の種類も多くなっている。慣れるまでは、メーターパネルの液晶パネルとにらめっこすることになるだろう。
その電子制御ライディングアシスト群、実際に走らせてみないと分からない装備だが、ターゲットにしているライディングスタイルは想像がつく。
発表資料によると、どうやら新型は「常用域から超高速域まで、リニアにコントロールでき、歴代ハヤブサ最強のパワフルな走行性能をイージーに」というバイクらしい。
具体的に説明すると、派手な最高速データや加速データを謳うのではなく、どんな速度域からでも、ハヤブサならではの無敵レベルの動力性能を活かした、ストレスのない走りが楽しめるということだ。
前後連動ブレーキやトラコン、ABSにいたるまで、IMUと連動してリーンアングルや路面の勾配まで配慮した「効き加減」を提供してくれるようだ。これは最新のアドベンチャーやスーパースポーツが手に入れている装備だが、問題はそのサジ加減とクオリティ。
もともと、スズキが採用する電制アシスト群の機能は優秀だ。スムーズな作動のトラコンや、スポーティなABSを、より幅広い速度レンジで、作動レベルにも幅を持たせて装備しているのではないかと思っている。
これで得られるのは、親しみやすさやバイクとの人車一体感。今回ハヤブサが受けた進化は、もともと持っている「ハイスピードツーリングスポーツ」という顔を化粧直ししたものではない。たとえるなら、単に男っぽく力こぶで威圧するのではなく、色っぽい魔性の走りに誘うような、キャラクターのしなやかな変化なのだ。
スズキ新型「ハヤブサ」ライディングポジション・足つき性
シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg
タンクエンドから車体へのフィットが少しスリムというか、ピッタリしていて、ホールド感はアップしている。ハンドルの垂れ角といい、前傾の強めなハヤブサらしい、ちょっと戦闘的な配置だが、ハンドルが12mmほど近くなったので、上体を支えるのはずっと楽になっている。
スズキ新型「ハヤブサ」主なスペック
[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]
[ アルバム : 【写真7枚】スズキ新型「ハヤブサ」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
文:宮崎敬一郎/写真:南 孝幸
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ミキティ、スマホでポチ買いした1000万超の「超高級車」をついに納車! 斬新“ド派手ドア”搭載の実車に 「かっこいい!」「すごいクルマ」の声集まる
トヨタから登場の[3輪車]!? しかも100万円って安すぎ!!!! 2025年登場濃厚のリーン3
トヨタ新型「“最小級”ミニバン」発表! “大胆”顔&5速MT設定もアリ! アンダー250万円の「ルミオン」印に登場
厄介な「横断歩道を渡ってくれない歩行者」どう対策? 「どうぞ、どうぞ」進んだら検挙! 迷惑「通せんぼ横断者」に遭遇したらどうすべき? 警察に聞いてみた
ゴールデンウィークが終わると自動車税が来る! いつまでに払うの? 払わないとどうなるの?
みんなのコメント