6月29日、2024年F1第11戦オーストリアGPの予選がレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季8回目、自身通算40回目となるポールポジションを獲得した。
2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(RB)は14番手となった。
【F1第11戦予選の要点】フェルスタッペンから0.888秒差。復調の兆しが見えないペレスの過酷な役割
■Q1:フェラーリのサインツが首位
気温32度、路面温度47度と、約4時間前に行われたスプリントよりも気温、路面温度ともに3度ほど上昇するなか、18分間のQ1は開始された。
上位勢が軒並み3周ユーズドのタイヤで最初のアタックに臨むなか、中段勢はファーストアタックからニュータイヤを装着。そんな中の1台となる角田はファーストアタックで1分5秒929をマークし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)に続く、この時点での暫定4番手につけた。
そんななか、ユーズドを履いたフェルスタッペンが2度目のアタックで1分5秒336をマーク。そのタイムをニュータイヤを履いたカルロス・サインツ(フェラーリ)が上回り、首位に浮上する。ただ、タイヤの差があるにも関わらず、サインツとフェルスタッペンは0.073秒しか違わない。
角田は2セット目の新品ソフトで1分5秒263をマークするが、このラップでトラックリミット違反を取られタイム抹消となってしまう。
Q1終盤、首位につけるサインツを筆頭に、ピアストリ、フェルスタッペンの3台を除いた17台が最後のアタックへ。3セット目の新品ソフトを投入した角田は1分5秒563をマークし、8番手に浮上。Q2進出を決めた。
なお、Q1トップはサインツ、2番手ピアストリ、3番手フェルスタッペンと上位オーダーは変わらず。そして、角田から0.006秒差の9番手にダニエル・リカルド(RB)、そしてセルジオ・ペレス(レッドブル)はミスもあり、角田から0.018秒差の12番手に続いた。
16番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、17番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、18番手バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、19番手ローガン・サージェント(ウイリアムズ)、20番手周冠宇(キック・ザウバー)の5台がQ1敗退となった。
■Q2:角田は14番手。RBは揃ってQ3進出できず
続く15分間のQ2。序盤に3周ユーズドのソフトでルクレールが1分5秒532をマークする。フェラーリ勢はファーストアタックをユーズドで刻んだが、フェルスタッペンをはじめ、残る13台はQ2最初のアタックからニュータイヤを履いた。
そんななか、ニュータイヤのフェルスタッペンが1分4秒577をマークしトップに浮上する。角田のQ2最初のアタックは1分5秒412となり、ルクレールがユーズドで記録したタイムを上回るも、フェルスタッペンからは0.835秒遅れとなる。
全車がニュータイヤで1ラップを刻み終えたQ2後半、角田は暫定12番手となる。Q3進出のためにはラストアタックでのポジションアップが必須となり、角田はここで最後のソフト1セットを投入し、Q2最後のアタックに臨んだ。
しかし、セクター1で出遅れた角田は1分5秒526と、自己ベストを更新することも叶わず14番手に。
終盤、1分4秒469をマークしたフェルスタッペンがQ2をトップで終えた。Q2の2番手にサインツ、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。以下、ラッセル、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピアストリ、ノリス、ルクレール、ペレス、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、エステバン・オコン(アルピーヌ)までの10台がQ3進出を決めた。
一方、11番手リカルド、12番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、13番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、14番手角田、15番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の5台がQ2敗退に。角田は0.138秒Q3に届かなかった。
■Q3:0.4秒の大差でフェルスタッペンが40回目のPP獲得
ポールポジションを決める最終Q3は12分間。残り7分というところでフェルスタッペンが1分4秒426をマーク、2番手につけるノリスを0.361秒引き離しトップに浮上する。
ファーストアタックを終えた時点でフェルスタッペン、ノリス、ラッセル、ルクレール(ユーズド)、ピアストリ、ハミルトン、サインツ、ペレス(ユーズド/新品残なし)、オコン(ユーズド/新品残なし)、ヒュルケンベルグ(ユーズド)というオーダーに。
フェルスタッペンからポールポジションの座を奪えるドライバーは現れるのか。注目が集まるなか、残り時間3分を切ったところから各車再びコースイン。最後のアタックに臨んだ。
そんななか、フェルスタッペンが1分4秒314と、全体ベストを更新。続いてノリスも自己ベストを更新するが、フェルスタッペンに0.404秒届かずの2番手となりチェッカー。フェルスタッペンが今季8回目、自身通算40回目となるポールポジションを獲得した。
暫定の3番手にピアストリが続いたが、ターン6での痛恨のトラックリミット違反でベストラップ抹消に。ピアストリは7番手に後退し、変わってラッセルが3番手に浮上した。
4番手サインツ、5番手ハミルトンと続き、最終アタックのターン6やターン9でミスのあったルクレールは6番手となった。8番手にペレス、9番手にヒュルケンベルグと続き、10番手はオコンとなった。
2024年F1第11戦オーストリアGP、71周の決勝は30日の日本時間22時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。
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