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【長期レポート】ステルヴィオ号を2.2Lディーゼルターボにスイッチ。期待どおりの粘り強さに軽快感【第1回】

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【長期レポート】ステルヴィオ号を2.2Lディーゼルターボにスイッチ。期待どおりの粘り強さに軽快感【第1回】

クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車アルファロメオ ステルヴィオを紹介していこう。前回までのガソリンエンジン仕様のファーストエディションから、同じステルヴィオだがディーゼルエンジンの2.2ターボディーゼルQ4へと入れ替えることとなった。第1回目の今回、アイドリングや低速走行時のエンジン音は、ディーゼルらしいものだが、速度が上がってくるとまったく気にならなくなる。右足を踏み込むと、エンジン回転数と車速の上がり方がダイレクトにつながっているかのような力強い加速感。粘り強く、そして軽快だ。(Motor Magazine 2019年7月号より)

2L直4ガソリンターボから2.2L直4ディーゼルターボへ、その違いは
今月から本誌の長期テストレポート車が入れ替わることとなった。同じステルヴィオではあるものの、これまでの2L直4 SOHCマルチエアガソリンターボエンジンを搭載する「ファーストエディション」から、2.2L直4 DOHCディーゼルターボエンジン搭載の「2.2ターボディーゼル Q4」となった。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

そのカタログには大きく「スポーツディーゼル」そして「ディーゼルの常識を疑え。」と謳われていることもあり、担当者としてとても興味があった。ガソリンエンジンのファーストエディションと比べて、どのように異なった個性を備えているのか、これからしっかりと確かめてお伝えするつもりである。

さて、その車両価格はステルヴィオのラインナップでエントリーモデルに位置する617万円(ファーストエディションは689万円)。そこでエンジン以外の部分でどこがファーストエディションと異なるのかを見てみた。

セーフティ機能やユーティリティ&コンフォート機能はほぼすべて同じ。LEDアンビエントランプが未装備となるだけと充実している。異なるのはアルミニウム製フットレストやスポーツペダルは樹脂製とされ、インテリアのウッドパネルが樹脂パネル(ヘアライン仕上げ)に、前席パワーシートが8ウエイ式から6ウエイ式へ、そしてシートとハンドルの仕上げがプレミアムレザーからスタンダードレザーとなる。またハーマンカードンプレミアムオーディオシステム(14スピーカー)に対して、スタンダードオーディオシステム(8スピーカー)となる。

実用的な18インチ仕様
本質的な装備でもっとも大きく違う部分は、標準装着タイヤ&ホイールだ。ファーストエディションの255/45R20サイズに対して235/60R18サイズとなる。実はこれ、担当者としては大歓迎したい部分だ。20インチタイヤ仕様のルックスは実にカッコいいのだが、日常的に使用する場合の乗り心地やハンドリングを考えるとちょっと刺激が強過ぎるのではないか、と感じていたからだ。

ちなみにこれまでのMMステルヴィオ号は18インチサイズのスタッドレスタイヤ仕様で、その乗り味にはとても満足していた。次回から、本格稼動開始である。(文:Motor Magazine編集部 香高和仁)

■第1回/2019年5月15日~5月22日(1カ月目)のデータ
・オドメーター:5824km
・走行距離:329km
・給油量:23.8L
・実燃費:13.8km/L

[ アルバム : アルファロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボディーゼル Q4 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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1件
  • エンジンの違いがメインの乗り換えならパワースペックの比較くらい書いたらどうだい?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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